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さくらいろ

171 慈善活動

ヨーロッパは慈善活動が盛んだつくしも、羽音があまり手がかからなくなり、何かできる物は無いか?と探していた所、病院や福祉施設でのボランティア音楽と言う物に目が留まった自分一人で行ってもいいのだが、華音もこういう経験をさせておいた方が良いのでは?と思い、類に相談した類「手始めに花沢系列の病院なら広間もピアノもあるから、そこでやってみる?」と、快い返事が返ってきた類も、華音に慈善活動に参加させたかったそ...

170 『おっぱい』と胸

羽音も6カ月になり、ハイハイするようになり体もシャープになってきたそのハイハイも、例の『おっぱい』を少し遠くに置くと、そこへ向かってズリバイするようになり、あっという間に四つん這いのハイハイになったしかも『おっぱい』に到着すると、満足そうな笑みを見せ、揉んだり吸い付いたりと、とても他人には見せられないつ「誰に似たんだろう?」つくしの呟きに、皆は一斉に類を見る類「俺? いや、それ全然違うから。 多分...

169 総二郎と山本先生

総「ごめん。 少し遅れた」山「いいえ。 私もさっき来た所です」総二郎は、山本陽子の前に座り、テーブルの上に紙袋を置く総「NYへ行って来たんだ。 これお土産」山「ありがとうございます」山本とはニコリと笑い、それを受け取る総「それでどう? 新学期が始まっただろ?」山「はい。 さすが英徳ですよね。 宿題を忘れる子はいないし、絵日記なんて皆海外旅行の話ばかりです。  はぁ、、と溜息を吐きながら読みました」...

168 羽音の寝返り

類が帰宅すると、羽音を真ん中に皆が床に座っていた類「ただいま。 どうかした?」つ「お帰り。 あのね、もうすぐ5カ月になろうとするのに、寝返りが遅いなと思って」確かに少し遅い方だと思うが、これだけ丸々太っているんだし、個人差もあるだろうと思っていた華「ベビーベッドの柵が邪魔なのかな?と思って、床に寝かせてみたの」なるほどな確かに太短い足をクロスさせてはいるが、柵が邪魔でゴロンとなれないのかも?光音も...

167 心音の入学式

イタリアに戻り、三週間が経った今日は、心音が初めて小学校へ行く日イタリアには入学式と言う物が無いだが毎日の送迎は、国が義務付けれている為、つくしや使用人達がこの一年行っていたが、今日は類も出社時間を遅らせて心音と一緒に学校へ向かった学校指定の制服も鞄も体操服も何も無い華音と光音は、英徳時代の鞄をそのまま使っているが、心音は入学祝として贈られたランドセルを背負っているそのランドセルには、交通安全のお...

166 子供の成長

光「パパ! せっかくアメリカに居るんだから『アメリカ自然史博物館』へ連れて行って!」類は、キョトンとする光音からの要求は珍しいからだ類「どうしてそこ?」NYには、大小さまざまな美術館&博物館がある一番有名な所は、メトロポリタン美術館だだが光音が指定したのは、アメリカ自然史博物館もしかして間違っている?と思ったからだ光「映画のモデルになった博物館だから。  それに恐竜の骨格標本があるし、プラネタリウ...

165 沐浴

総二郎を見送った三人が帰宅し、リビングへ入ると、アンドリューが羽音にミルクをあげていた類「悪いね。 アンドリュー。 代わろうか?」ア「ううん。 最後までやらせて? こういう経験はなかなかできないし、数年後の練習にもなるし」ここで始めて、アンドリューと華音の思いに気付いた類二人が帰宅してからずっと羽音の面倒を見てくれていたが、全て二人の近い将来の為の練習?少しムッとするが、それでもアンドリューが積極...

164 別れの時

総二郎のスマホに、皆の集合写真が届いた心音を膝に乗せたまま、その写真を開くそこには、それぞれの家族と共に、優しい笑みを見せている親友達の姿心「凄く綺麗に撮れてるね」総「あぁ。 羽音もちゃんと前を向いているし」すると『一期一会!』と言う文字が打ちこまれたん?何だ?と思うと同時に、心音も呟く心「いちごいちえ?」総「あぁ」この漢字を、きちんと『いちごいちえ』と読めるまでに成長したのか、、と思っていると、...

163 記念撮影

総二郎がリビングに戻ると、皆は寛いでいたそのテーブルには紅茶と共にクッキーやケーキも置かれているそして羽音はアンドリューに抱かれ、しきりに華音に手を伸ばしているのが見える心「総ちゃん。 お疲れ様。 後片付けを任せてごめんなさい」総「あぁ。 気にすんな。 光音が手伝ってくれたし」心音は総二郎の手を取り、空いている席へ誘うそしてソファーに座った総二郎の前に紅茶を置き、お菓子も添えたもちろんその隣に、心...

162 光音と総二郎の一期一会

光音は、総二郎をジッと見つめたまま話を続ける光「僕にとっての一期一会は、生まれた時だったのかもしれない  僕に近寄る女の子達の軽い『愛している』と言う言葉に、全く心動かされないから  それよりは、バイオリンだったり勉強だったり、頑張ってる姿を褒めてくれるママの方が、  何倍も何千倍も嬉しいし心躍るし、また頑張ろうって思える  じゃあ、総おじさんは?って考えた時、やっぱりPROMISEでママと楽しく...

161 総二郎の稽古

部屋に残った二人総二郎は、華音と光音の思惑が分かり、内心クスリと笑うがそれを表情に出さないよう気を付ける何故なら目の前の心音の表情は真剣そのもので、総二郎からの注意点を聞き漏らすまいと言う姿勢だからだ総「まず、抹茶の量と白湯の量だが、毎回同じ分量は有り得ない。  少し抹茶の量が多いと思ったら、白湯も少し多めに入れる」心「はい」総「ちょっと、そっちへ行って良いか?」心「はい」心音は、サッと湯釜の場所...

160 心音の思いを乗せたお茶

皆にお茶を振る舞った後、華音、光音、心音に稽古をつけると言う事で、その三人と類を残し、他の者はリビングへ戻った華「総パパ! 毎日ね、ココがお茶を点ててくれるんだよ」華音は、心音の努力を総二郎に伝える総二郎も心音のお茶の頂き方を見て、かなり頑張っている事は気付いている光「でも僕達、頂き方をメインに教わってて、点て方は総おじさんのお手前を見て覚えただけだから」総「つまり点て方を教えてくれって事だな?」...

159 久しぶりのお茶

昨日のパーティーではあまり話も出来なかった事から、皆はそれぞれ話に花が咲くその為、昼食も簡単に手に取れる物が運ばれ、それぞれ皿の上に料理を乗せての談笑となったそのうち、男性陣と女性陣に別れ話し始める男性陣は仕事の話、女性陣は出産子育ての話だそしてアンドリューは華音と共に、羽音の面倒を見ながら、光音、心音、あおの相手をすると言っても、光音が心音とあおと遊んでいる為、羽音に集中できていたアンドリューが...

158 とは言えず

アンドリューと華音が牧野家へ戻ったのは、翌朝11時昨夜はほとんど寝られなかったアンドリュー手から伝わる確かな温もり、可愛い寝息が鼓膜を震わせ、シャンプーの香りが鼻孔をくすぐる少し手を伸ばせば触れられる距離だが、絶対に触れてはならないもどかしさ唯一触れることを許されているのは可愛い唇だけだアンドリューはそっと手を離し、華音を起こさないようキスをする唇がOKなんだから、、と言う事で、鼻や頬、額にも軽い...

157 ゲイツ家でのお泊り②

バタンッ!と勢いよく華音の部屋のドアが開くマ『華音ちゃん?』そこには、ソファーの上で華音に覆い被さるアンドリューの姿ゲイツママは唖然としながらも、急いで二人の元へ行きアンドリューを引き離すそして華音を見ながら優しく語りかけるマ『華音ちゃん。 お風呂は一人で入れる?』華『はい。 大丈夫です』マ『じゃ一人で寝られる?』すると華音は目を泳がせる華『いつもは一人で寝ているんですが、この部屋があまりにも広く...