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さくらいろ

1-107

 類 「ん?腰、、痛い」目を開けるとソファーの上や床に、幼馴染達が寝転がり、それぞれ布団や毛布が掛けられているだが、つくしの姿が無い類 「ん? 牧野?」眠い目をこすり、、冷蔵庫からミネラルウォーターを取りだし、飲みながらつくしの姿を探すすると、ベッドルームに小さく丸まって寝ているつくしを見つける類は、ベッドサイドにミネラルウォーターを置き、そっとつくしの横に潜り込むそして牧野の口にキスをし、「...

1-106

 会場に入ってからも、皆の黄色い声と雄叫びは、続きっぱなしだ誰もが、F4の連れている女性の事で、話は持ちきりだったその中で、桜子一人は、、「遠くから見ても、絵になる5人ですわね」と、うっとりと見ていた F4も、なるべくMarineがつくしだと思われないよう、会場に入ると敢えて英語で会話したそれを聞いていた他の生徒は、女性は外国人とインプットされたダンスタイムが始まった、、各自パートナーと踊...

1-105

 卒業式後、桜子と共に桜子の家へ行く昼食を御馳走になり、それぞれドレスに着替える私は、Marineになる為、ウィッグとカラーコンタクトを付けるメイクは、桜子がしてくれた 「本当、先輩は化粧映えするお顔ですね。 まるで、別人です」「それって、褒めてるの? 貶してるの?」「どちらもです」「今日は、本当に一緒に行かないの?」「はい、、、私は、まだ命が惜しいですから。今まで、プロムに参加された事のない...

1-104

 午前中は、テスト返しのみで授業が終わるその為、今週いっぱいは午前中で終わり、その後、卒業式までの数日間は休みになる授業が終わり、皆が次々と教室から出て行くつくしは、一番最後に教室を出て、階段へ向かう大丈夫、、大丈夫、、深呼吸をして数歩前へ進み、階段の一番上へ手すりをしっかりと握り、ゆっくりゆっくりと下りて行く一つ目の踊り場に着いた時、ホッとした深呼吸をして、再び下り始める時間はかかった物の、...

1-103

 つ 「じゃ、今日から自分の部屋で寝るからね。 今までありがとう」類 「牧野がいないと、、寂しいな、、、」つ 「明日の朝は、類と一緒に朝食取りたいから、、起こしにくるね」類 「うん。 待ってる」つ 「じゃ、おやすみなさい」類 「おやすみ」と、最上階の牧野の部屋の前で別れた 牧野とこの約2週間、一緒に寝ていたんだから、今更別々に寝なくったっていいのにさ、、、と、思うが仕方ない少なくとも、今ま...

1-102

 歩道橋の上に上った所で、取りあえず下を見ないよう、目をぎゅっと閉じた大丈夫。 桜子とも、練習したんだから。 大丈夫。 ゆっくり下りれば。 大丈夫。そう心の中で何度も呟くそして、ゆっくりと目を開け、そろりそろりと階段へ向かう歩道橋の手すりを掴むが、足が震えてくる大丈夫。 大丈夫。 怖くない。 大丈夫。と、何度も心の中で呟くそして、大きく息を吐き、ゆっくりゆっくり一歩一歩下りて行く 半分ぐら...

1-101

 つ 「類、今日はね、テストも終わったから夕食を作ったんだ。 口に合うと嬉しいけど」類 「えっ、これ全部?」つ 「そう、、、残さず食べてね」類 「もちろん、、、」と、2人笑い合いながら食べた 食事のコーヒーを飲んでいると、類がバイオリンを弾き始める心が癒される、、、そんな時間を過ごした明日は、類と一緒にスタジオへ行く事になっているので、早めに寝る事にしたいつもの様に、手を繋いで眠った ...

1-100

 目覚まし時計の音で起きる隣りの類は、まだぐっすりと寝ている本当、幸せそうな顔して寝ているな、、、昨夜は、夢を見なかった事に、ホッと胸を撫で下ろすそっとベッドから抜け出し、ダイニングの机にメモを残して自分の部屋に戻る昨日のうちに、類には話しておいた明日は、桜子と一緒に帰るから、迎えは要らないと、、ついでに、桜子と昼食も食べて帰るから、類は気にしないで、スタジオへ行って欲しいと類からは、交換条件...

1-99

 外に出ると、北風が吹いていて寒い類に巻いて貰ったマフラーを、口元まで覆うほんのりと、類の香りがする 総 「ほら、ボーとしていないで行くぞ!」と、2人並んで歩くスタジオから、ほど近いバーガー屋さん思った通り、混み合っている、、、後ろに並び、メニューを見ながらつ 「どれにする? 皆、どれくらい食べるかな?」総 「さあな~。 まあ、一人2個は、食べるんじゃね? 小さいし、、」つ 「ポテトと、、...

1-98

 ベッドに近寄り、魘されている牧野を揺さぶり起こす「牧野、、、牧野」「ん、、、ん? 類?」「牧野、大丈夫? 魘されてたけど、、、怖い夢でも見た?」「あっ、うん。 階段から、落ちそうになる夢、、、夢で良かった、、、」と、ホッとした表情、、、額には、ビッシリ脂汗を掻いている 「薬持ってる? あれ飲んで、ぐっすり寝る方が良いよ」「鞄の中にあるから、取ってくる」二人でリビングへ行き、牧野が薬を出す...

1-97

 司 「おい、KIRA! どこ行ってたんだ」あ 「そうだぞ! お前が急に居なくなって、作業ストップしてんだぞ」総 「おまけに、携帯繋がんねーし」類 「悪い、、、、実は、、、」と、この間からの牧野の症状と、今日の出来事を話す三人共、牧野の事となると真剣だ 類 「この事、本人は内心凄く気にしていると思うんだ」あ 「それでも皆の前では、心配掛けないよう振る舞う、、、か」類 「ああ、多分ね。 それ...

1-96

 俺は、アレンジ作業中に、携帯が鳴っている事に気付いた宛名は、、牧野?何の用だろう?と、気軽な気持ちで電話に出る「はい。 どうしたの?」「あの~、、この携帯の女性の、お連れの方ですか?」全然知らない女の声が、電話口から聞こえる「あんた、誰?」「あの、、この携帯の女性の方が具合が悪そうなんで、すぐに来て貰えますか?」具合が悪い?俺はガタンと椅子から立ち上がり、すぐにスタジオを出る走りながら、場所...