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さくらいろ

番外編

皆との再会を果たしてから約一か月後、、あきらの携帯が振動した携帯を取り出しその表示を見ると小林からだ久し振りの連絡あいつに何かあったのか?あきらは直ぐに画面を開く途端、あきらの頬が緩んだ久し振りに皆で集まったイタリアの地そこには学生時代からの変わらぬメンバーがいたそれぞれが選んだ相手は、学生時代とは異なる相手だがそこには笑顔が溢れ幸せに満ち溢れていたこれで良かったのだと思いつつも、その中にいない唯...

101 それぞれの道

5年後イタリア、トスカーナに二人の元気な声が聞こえるは「ママ、、ここで良い?」ひ「パパ! 何人来るの?」少し薄茶色の髪の二人は、元気良く丘を駆け上がり二人に声をかけるその後ろから、類はワインやジュース、スコーンやフルーツの入ったバスケットを手に、ゆっくりと登っている類「陽翔(はると)、そこにシート敷いて。 陽菜(ひな)も手伝いな。 多分、7人かな?」つ「8人よ! 道明寺とエマさんの所に男の子が生ま...

100 互いの道

NYに帰国して数日後、、司は、エマを食事に誘ったエマは世界中を賑わせている大河原の件について、一言も話題にしなかったそれは、女の勘とでも言うのだろうか?約半年に渡り道明寺と合同事業を行っていた会社だし、その責任者は自分達と同年代の女性だと知っている完成パーティーでその女性が司を見つめる瞳は、仕事以上の感情が含まれている事に直ぐに気がついたきっと男女の関係もあっただろうでも司本人からは、元カノの話し...

99 あの時

司が出ていった応接間で、類は、フ~と大きく息を吐いたそしてつくしに向き合う類「いつ記憶が戻った?」つ「使用人の方が、道明寺が来たと告げた時」類「名前だけで?」つ「うん。 霞がかっていた映像が一気にクリアになって、、 やっぱり強烈な男だからかな?」その言葉に、類はブスッとした表情に変わる類「何かヤダ。 その強烈って言い方」つ「そりゃ、あのクルクル頭も、俺様な所も、何もかも強烈じゃない?」類「プッ! ...

98 踏ん切り

司「類? 本当に俺の事を思い出さないのか? あきらでも総二郎でもなく、俺は司だ! 道明寺司!」類は、小声で司の名前を連呼するが、キョトンとした顔で告げる類「ごめん。 記憶にない」司「嘘だろ?」司は、唖然と呟くそんな司に対し、類はギロリと睨みを利かす類「あのさ。 あんた俺の親友?」司「あぁ、、そうだ」類「なら、なんでここに来る訳? 普通、俺の親友なら俺に会いに来ない?  今日は平日で、仕事だって分か...

97 悔いる

『類によって守られ、私は今こうして生きている』と言うつくしの言葉に、司は何も言えなかった確かにその通りだ類があの時、牧野を助けに行かなければ、あのまま牧野は暴行されたか殺されていただろうそして類の意思の強さが、牧野の手をギュッと握り、決して一人にはさせないと言う事に繋がったのかもしれないそれでも、、司「記憶を失くしてからの類への気持ちはよく分かった。  だが、その前に自分の気持ちに不安を覚えなかっ...

96 キッパリ

司「ま、、き、の、、」つくしの姿を捉えた途端、安堵と謝罪、激昂と興奮色々な感情が押し寄せ、口から掠れた声が洩れたそして足は自然につくしへ向かい、テーブルを隔てた目の前にストンと腰を下ろすそれに対し、つくしは冷静な口調だつ「お出迎えも致しませず申し訳ございません。 あのっ、主人のお友達の方でしょうか?  それとも、仕事関係の方でしょうか?」他人行儀な言葉遣いその言葉に、司は目を見開くつ「失礼がありま...

95 会いたかった

司は、花沢物産に行くのではなく、先に花沢邸を訪れた写真を見れば、類が背後から抱きしめている女性は、牧野だとすぐに分かった顔は隠れているものの、真っ直ぐな黒髪と背格好は見間違えるはずが無いと同時に、かなり大きなお腹が目に付いた一般女性と結婚したと報道されたが、その相手が牧野であると、この時やっと納得できたそして沸々と怒りが湧いた何でだ?どうして二人が?だが報告書を読み、その憤りは鎮まっていった残った...

94 美作の裏の顔

大河原グループの突然の社長交代劇は、あっと言う間に世界中に報道された新社長のアンダーソンは、乗っ取りを否定した上で、『これからも社員一丸となり、仕事に邁進する』と伝え、『今も前社長の仕事ぶりは尊敬している』と告げたその交代劇は、日本に居るあきら、総二郎、桜子、優紀もかなり驚く物だったそして既に21時を回っていたが、急遽あきらの家に集まった総「ビックリしたな」桜「えぇ。 でも理由は、アレですよね?」...

93 入れ知恵

大河原社長とその妻、そして滋が急いで会社へ行くと、その入り口には既にマスコミが大挙しており、三人の姿をカメラで撮っている『社長! 会社が乗っとられたと言うのは本当ですか?』『M&Aによる買収ですか?』それらの言葉に、三人は無言で中に入ったそしてまっすぐ会議室へ向かったそこには、既に役員たちが着席していた社『どう言う事だ? 一体何があった?』すると、発案者であるアンダーソンが立ち上がり宣言するア『た...

92 道明寺

雑誌発売の前日の夜、類はなかなか寝られなかったとりあえず、その雑誌は家に持ち込まない事!話題も禁止!と使用人に伝えただが、テレビまでは禁止と言えなかったつくしもお気に入りの番組があるかもしれないし、ワイドショーのような番組で、あの雑誌の記事が報道されるかどうかも分からない変に規制を強いて疑問を持たせるより、ここは自然に任せるべきだと考えたそして佳代とアニーに宜しく頼むと伝え、つくしには、いつもと変...

91 楓と司

翌日、司は楓の元を訪れた司「社長。 昨日で大河原との合同事業は全て終了しました。  それと、こちらが最終決算報告書となります」司は、楓の机の上に、決算書を置く楓は、それをペラペラと捲る司「それと、今後一切、大河原との合同事業はやりたくないのですが」楓は、チラッと司を覗う楓「それはどうしてかしら?」司「それは、、」司は、言い淀むそれはあきらかに、公私混同しているからだだが司自身、どうしても許せない事...