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さくらいろ

60 完

類とつくしが花沢家を訪れたのは、夕方になってからだ「父さん。 母さん。 突然だけど、牧野つくしさんと結婚する事にした」開口一番、緊張した面持ちで告げる類に、二人はニコリと微笑むその反応を見て、類もホッと安堵する反対されないとは思っていたが、もしかして?と言う事も考えられ、知らず知らずのうちに緊張していたその二人に対し、今後は麗のマシンガントークが始まった「じゃ早速だけど、婚姻届はこれね。 はいっ、...

59 惚れた弱み

昼前に、類とつくしは目を覚ました「やばっ! もう昼だ!」「急がなきゃ。 先に類からシャワーを浴びて?」二人はもちろん真っ裸だ「それ時間の無駄! 一緒に行くよ!」「えっ!!」類は布団を蹴り上げ、つくしの腕を掴むとバスルームへ向かって引き摺って行ったところが、これが逆効果だった身長差から類の前につくしを立たせたのだが、白い項と桃のようなプリッとしたお尻に類はムラムラする気付けばつくしを抱きしめ、項にキ...

58 牧野家に来客

類とつくしが牧野家を後にしたのを見届けていた人物が二人いたその二人は、入れ替わる様に牧野家を訪れる「は~~い。 どちらさま?」千恵子が玄関のドアを開けると、そこには紳士淑女の二人が立っていた「初めまして。 私、花沢麗と申します。そして隣にいるのが夫の聡です。」紹介された聡は、頭を下げながら「初めまして」と一言呟く「花沢さん? と言う事は、花沢類さんのご両親? えっ?」と千恵子は動揺しまくりだ類の話...

57 プロポーズ

「つくしさんを下さい」晴男も千恵子も、にわかには信じられない気持ちだごくごく平凡な容姿で、何も秀でた所が無い娘だしいて言うならば、真面目で明るく素直と言うぐらいだろうか?そんな娘を、こんなイケメンの御曹司が好きになるだろうか?「パパ、ママ、、内緒で同棲していてゴメン。 でも私も類が好きなの」「じゃあ何で突然帰って来たんだ? しかも傷心の表情で」「あれは、私のちょっとした誤解?」つくしは罰が悪く小声...

56 詐欺師

あたしは今、実家で大掃除をしている昨夜突然帰ってきた娘に、両親はかなり驚いていた「つくし? あんた、どうしたの?」「ただいま。 いろいろあって会社を辞めてきた」「えっ? 辞めた? しんどいけど楽しいって言ってなかった?」「そうなんだけどね。 ほらっ、そろそろ親孝行しようかなと思って」両親もつくしに何かあった事ぐらい直ぐに判るそれぐらい表情が沈んでいる「まあ、少しゆっくりすると良いわ」「そうだな。 ...

55 気付く

『類へ今までありがとうございました素敵で忘れられない四か月でしたでも私は、類の負担になりたくない私の初めてを奪ったと言う懺悔の気持ちで、類をいつまでも縛りたくないやっぱり好きな人には、心から愛する人と結ばれて欲しいからだから、私の事はすっぱり忘れて、あの可愛い女性と付き合ってねそれと半年と言う同居契約でしたが、私が此処にいると類の好きな人に誤解されるので出ていきます今までお世話になりました楽しい日...

54 首を捻る

類は仕事の合間に、ネットでアクセサリーショップを検索していた生まれてこの方、女性にアクセサリーを贈った事は無いゴテゴテとした物ではなくシンプルな物それでいてキラリと目を引く物婚約指輪では無いし、高価すぎる物も喜ぶとは思えないと、人生初と言っても良いくらい、頭を悩ませていたすると田村がコーヒーを持って来た「あっ、田村」「はい。 何でしょう?」「指輪を買いたいんだけど、お勧めの店とかある?」突然の問い...

53 引っ越し

類はウキウキとした日々を過ごしていたあれから毎日愛し合っている抱きしめ温もりを感じながら寝るだけで良いと思っていたが、視線が絡むと引き寄せられるように唇がくっつくすると自然に深いキスになり甘い吐息に変わっていくそうなるともう止まらない自分の手腕で乱れていくつくしに、更に溺れていく自分がいる張り付くような肌も、挿入時の何とも言えないフィット感も、恍惚とした表情も、艶のある喘ぎ声も、何もかも自分を煽っ...

52 今だけでも

その夜、類が帰宅すると、つくしが納戸で何かをやっている「ただいま、、」「あっ、お帰り。 直ぐご飯にするね」「ん、、ジャケット脱いでくるから」「うん」つくしは直ぐにキッチンへと向かい、料理をテーブルへ運ぶそしていつものように食事が始まった昨日の今日で多少照れもあるだが互いにきちんと話をしたいと思っているその口火を切ったのは類だ「牧野。 今度の休日に指輪を買いに行こう?」「えっ?」「付き合い始めたばか...

51 烙印

つくしは弁当を作る時間も無く、急いで家を出たもちろん類の姿をまともに見る事も出来なかったチラッと見ると、何故か視線が合う優雅な動作でコーヒーを飲む姿に、いつも以上にドキドキしてしまう(こんな素敵な人と、、私は昨日////)「牧野! 行ってらっしゃい」「行っ/// 行ってきます///」そう言うのが精一杯だった類はずっとつくしを目で追っていた恥ずかしいのか目を合そうとはしないのだが、体調が心配だった(口には出さ...

50 性悪女

つくしは5時前に目が覚めたそこには類に抱きしめられている自分が居るしかも二人とも全裸だ瞬時にポッと頬を染め、昨日の事を思い出す(初めは本当に夢の中の出来事と思っていた蕩けるようなキスも甘美な疼きも、何処か波に揺られているような陶酔を味わっていたところが突然激痛に襲われた初めて体験する痛みに目を開けると、そこには男の顔をした類がいたそして「愛してる」と聞こえた気がしたが、正直なところよく判らないあま...

49 初めての・・・