FC2ブログ

Welcome to my blog

さくらいろ

15

緩く抱きしめられ、これが現実であると知るつくしそして、凄く寒いにもかかわらず、心がポカポカしてくる「ありがとう、、、」頭の上から、花沢さんの安心した声が聞こえてくるこれから、、どうなるのか分からないもちろん、彼の気持ちを信じたい彼は、遊びとか物珍しさで、私と付き合おうとしていないだって、こんなに体が寒くなるまで待ってくれていたんだからそれに、、彼の腕の中は、こんなに暖かだからしばらくすると、そっと...

14

類は、急いでつくしの大学へ向かった前回、落ち合った南門、、まだ15時を回ったところ今日、講義があるのかどうかも分かからないし、そもそも大学に来ているのかさえ分からないでも、、とりあえず待つことにした16時を過ぎ、、17時を過ぎ、、もしかして、、こちらの門じゃなかったとか?それなら、、類は踵を返し、あの公園へ行くここなら、、、家庭教師のバイトがあれば必ず通るはずその家庭教師のバイトも、何時から何時ま...

13

つくしは、15時ごろ大学の東門から出たそして、まっすぐ駅に隣接された百貨店へ向かうこの後、家庭教師のバイトがある追込みで頑張っている生徒の為に、チョコを渡そうと考えた今日はバレンタイン、、甘いものは脳の活性化にもなるし、集中力が高まり記憶力もアップすると聞く受験生には一石二鳥の食べ物だ百貨店のチョコレート売り場は、バレンタイン当日と言えども凄い人だかりだ人気のチョコは、既に完売になっているそんな中...

12

類は、その日も連絡を入れる<今日は楽しかった。バイト頑張って>送信……ところが、、そこに既読の文字も、そして返信が来ることもなかった忙しい?風邪で寝込んでいるとか?だから、携帯すら見られない状況とか?返事が来ないことに、類はだんだんと心配になる<風邪でも引いた?><バイトが忙しい?><あの本、、少しは進んだ?>そのどれにも、既読がつかない既読がつかないまま、一週間が過ぎようとする頃、、類の家にあきら...

11

総「ねぇねぇ、、ちょっと良いかな?」あ「あっ、身構えないで、、俺達悪い奴じゃないから」突然話しかけられたつくしは、思わず後ずさりするかっこいいけど、少しチャライ人が突然話しかけてきたのだからそれに動じることなく、目の前の二人は一歩前へ詰め寄ってくるこれ、、新手のナンパ?それとも、、何かの勧誘?と、つくしの目には、『悪い奴じゃない』と言うこの人達が不審人物にしか見えない総「あのさ、、君、、類とどうい...

10

類「あのさ、、牧野さんは、外国語大学って事は、、何を専攻している訳?」つ「フランス語です」類「フランス語、、、」ポツリとつぶやく類に、つくしは恥ずかしさが増す日本人なら、英語か中国語、、あっても韓国語を覚える人が主流だが、それを飛び越してフランス語を専攻しているのだから何か、良い恰好しているように映らないだろうか?と思ってしまうつ「あのっ、、フランス語にしたのは、テレビでベルサイユの薔薇を見て、フ...

そのやり取りを、あきらと総二郎が見ていたいつもボーとしている類が、何か考えながら、ちまちまと携帯を操作しているまるで、、自分達が何時もしている行動のように、、二人は、小声でそっと囁き合うあ「なあ、、あいつ、ちょっとおかしくねぇ?」総「ああ、、あれじゃまるで、、俺達みたいじゃね?」あ「そうだろ? なんか、俺たちが女の子に連絡を取るときのような、、」女の子!!二人は瞬時に顔を見合わせる総「怪しいよな」...

類は、必死で本を読んでいたもちろん、例のミステリー小説だ牧野さんに連絡を取りたいでも、その時の会話が見つからないならば、、彼女も一心不乱に読んでいたこの小説をダシに使おう、、と考えた一日かけて読み終えた類は、次の日、、連絡を入れた<あの本、、面白くて昨日読み切ったんだ良かったら貸すけど? どう?>文字を打ち込み、何度も読み返すおかしくないだろうか?自然に見えるだろうか?そして、送信ボタンを押した*...

連絡先を交換し、、、その日は別れた二人類は、自宅に帰ってその携帯を閉じたり開いたりを繰り返す何を、、打ちこもうそう思いながら、貰ったドーナツを口に入れるあっ、、美味しいドーナツって、いつ以来だろう?小学生だったよな?と昔を思い出すそうしながら、必死に文面を考える<寒いですね>は、当たり前すぎる今もまだ雪が降っているんだし、、<今度、いつ会える?>それも、、ちょっと軽くない?もっと自然な言い方ってな...

少し強引に引っ張っていく俺、、「あの、、じゃ、そこの自販機で良いですから」と、遠慮されるつまりは、その自販機で温かい飲み物でも買って、さっさと帰りたいという事だろうか?そんなに、俺って変態にみられている?それとも、かなりのナンパ師に見えているんだろうか?ちょっと心外だな「俺も寒いんだ。それに、、ほんとにお茶を御馳走するだけだから、、」「あっと、、、じゃあ、、駅前のコーヒーショップで良いです」「ん、...

公園に着いた類は、急いでベンチへ向かうその公園の木々も、うっすらと雪が積もり始めているそれらを横目にやりながらも、足早にベンチへ向かったすると、、この雪の中、傘を差しベンチに座っている女性がいるのが見えるこの寒い中、、なんでベンチなんかに?まあ、、俺も言えた立場じゃないけどな、、しかし、、物好きな奴もいるもんだと思いながら、自分が座っていたベンチへ向かって歩いて行くすると、、どう見ても、自分が座っ...

つくしは、問題集を解いていたのだが、寒さで手がかじかみ、一問目で解くのを諦めたそれらを直した物の、、まだ、このベンチの本を取りに来る人はいない仕方なく、そのペーパーバックを手に取るこれ、、面白いのかな?もし、面白くなければ、、取りに来ないよね?でも、この栞が凄く高級そうじゃない?本はどうでも良くても、これは無くしたくないんじゃないかな?あっ、、、でもそれは、私の先入観かも、、だって栞と言えば、本屋...