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さくらいろ

シンデレラ

美「パパ! シンデレラって知ってる?」類「もちろん」美「ママがね、『あたしはシンデレラストーリーを歩んでる』って言うんだよ」類「くすっ。 そうかな?」類は、昔を思い出す先「は~い。 皆集まって~。 今日はシンデレラと言うお話です」司「シンデレラ?」総「女のお話?」あ「珍しく、姫が付かないんだね」類「面倒くさくて略しただけじゃない?」と、相変わらずブツブツ言いながらも素直に皆の後方に座る四人それを見...

白雪姫

美「パパ! おばあちゃまがアップルパイを食べましょうって!  蒼空(あお)には、りんごをおろした物をあげましょうって!  だから早くママと一緒に来て!」類「あい。 だってさ、つくし」つ「ふふっ。 お義母様が来てくれて、美空も嬉しそうだね」類「だな。 蒼空が生まれてから、つくしを取られて寂しかったみたいだし」つ「だよね。 蒼空もやっと離乳食が始まったし、これから美空にも構ってあげないとね」類「俺の事...

ブレーメンの音楽隊

類は、バイオリンの調律をしていたするとそこに、美空が外遊びから帰ってきた美「あっ、、パパ、バイオリン弾くの?」類「ん? 今日は調律だけ」美「な~んだ。 パパのバイオリン聞きたいなぁ」類「そう? じゃあ弾いてあげようか?」美「うん。 あっ、ママも呼んでくるね」類「あい」美空はサッと部屋を出て、つくしを呼びに行くその間に、類は念入りに調律を行っていたそして、ふと昔の事を思い出す先「は~い。 集まって~...

人魚姫

残業で帰宅が遅くなった類は、つくしの出迎えを受けるつ「お帰りなさい」類「まだ起きていたんだ。 寝ていてくれて良かったのに」つ「そうなんだけどね。 今日はいろいろあって」類「ん? 何かあった?」つくしから聞く話によると、幼稚舎から帰ってきた美空の様子がおかしく事情を聞くと、幼稚舎で『人魚姫』の話を聞き、悲しくて悲しくて涙が止まらなかったらしい家に帰っても、「どうして?」「なんで?」を繰り返し、さめざ...

鉢かぶり姫

休日の今日、、類は、バイオリンを手に取った美「あっ、、パパ、バイオリンを弾くんだ」類「ん、、ほらっ、、ママのお腹の赤ちゃんに聴かせようと思ってね」つ「美空の時も、良く弾いてくれたんだよ」美「何となく覚えてる~~。 真っ暗な中で、パパのバイオリンの音が聞こえた気がする」それが本当かどうかは分からないが、、それでも、楽しみにしてくれている二人を目の前に、類は肩にバイオリンを置いたそして、、そう言えば、...

みにくいアヒルの子

類は、年末に向けて、忙しい日々が続いていたこの日も、帰宅したのは深夜に近い時間だった寝室をそっと開けると、中にはつくしと美空が眠っているのが見える起こさないように、二人の寝顔を見て、そっとキスを落すそして服を着替えるために、視線をずらすと、、テーブルの上に、画用紙が置いていあるのが見えたそれを手に取ると、、そこには数羽のアヒルと、一羽だけ色の違うアヒルが描かれているその下に紙が貼られ、『みにくいア...

ねずみのすもう

類「ただいま」美「パパ! お帰りなさい!!」つ「お帰りなさい」類は、二人に出迎えられ、ニコニコとしてただいまのキスを贈るすると美空が、類の前に餅を差しだした美「パパ、、見て! 餅だよ!!」袋の中には、小さな白い餅が5個ほど入っている美「今日、幼稚舎で餅つきをしたの! それでね、、これ、、美空が丸くしたんだよ」類「へぇ、、餅つきって今でもやってるのか、、」つ「類の時代にもあったの?」類「俺達の時代か...

さるかに合戦

幼稚舎から帰ってきた美空は、ポケットの中から柿の種を取り出し、、美「ママ。 これ植えても良い?」つ「ん? それ、、柿の種?」美「そう。 あのね、今日のお昼に柿が出たの。   ママ、、知ってる?  これを植えて、『早く芽を出せ柿の種。 出さぬとハサミでちょん切るぞ』  って言えば、あっという間に芽が出て、柿が出来るかも知れないんだって」つ「もしかしてさるかに合戦の話の事?」美「そう! 『あれは昔話だ...

眠れる森の美女

類は、いつもより早く仕事が終わり、平日にも拘わらず夕方には帰ることが出来た類「ただいま」佳「お帰りなさいませ。 今日は、お早いんですね」類「ん、、たまにはね。 それでつくしは?」佳「今、お部屋でお休みになられています」類「そう? じゃあ、俺も少し休むよ」そう佳代に告げ、そっと自室へ入るそこには、すやすやと眠るつくしがいたその姿を見て、、あるお話を思い出した先「は~い! 今日は、眠れる森の美女と言う...

ヘンデルとグレーテル

美空がニコニコしながら入ってきた美「パパ! 見て見て!」類「ん?」美空は、類の前にお皿に乗ったお菓子をコトンと置くそれは、クッキーやウエハースで作ったお菓子の家だ美「これ、、ママと一緒に作ったの。  チョコレートを溶かしてね、それでくっつけたから、全部食べられるんだよ」類「へぇ、、すごいな、、」クッキーの壁に、屋根はウエハースが乗っているし、ドアや窓はチョコで描かれ、丸い小さなチョコでデコレーショ...

鶴の恩返し

花沢の庭に、セキセイインコが紛れ込んでいたどうやら人に飼われていたようで、かなり人になれている美「可愛い、、」美空は、そのインコを手に乗せて顔を覗きこむそのインコの前に、類が指を出すと、サッと指に乗る美空がその前に指を出すと、美空の指に飛び移る類「凄いな、、」美「うん、、可愛い。 このインコ、、家で飼おうよ?」つ「誰かに飼われていたみたいだから、その人が探しているかもよ?」類「かも知れないな、、じ...

ねずみの嫁入り

ある日の休日類は、ポカポカとした日差しの下で、ごろんと転寝をしていたそんな類の耳に、つくしと美空の語らいがかすかに聞こえる美「ママは、どうしてパパと結婚したの?」つ「う~~ん。 パパが凄く優しくて、ママを守ってくれたから」美「パパが一番だったの?」つ「うん、、パパが一番!」くすっ、、何気に嬉しい言葉だ美「じゃあ、司おじさんは? 歩君が言っていたけど、悪い事をしたら、凄く殴られるんだって。 だからき...