FC2ブログ

Welcome to my blog

さくらいろ

あとがき

皆様、、何時もお越し頂きありがとうございますこの『また、明日ね』は、ヤフーブログでキリバンを踏んで下さったina~様からのリクエスト作品の『恋は突然に』を書いている時に、ふと思いつきましたつくしちゃんだったら、類君を見分けられるんじゃない?誰も気がつかないちょっとした仕種でも、つくしちゃんならきっと疑問を持つはずそこから考えたお話です当初は、クリスマスに類君が誘拐される予定でしたですが連載中のお話の...

8 つくしの決心

そして翌日の類の誕生日今日は金曜日で、類も仕事に行くそれを、麗とつくしが見送る「早く帰って来るから」「うん。 シェフとケーキを作って待ってるね」「仕事はきちんと頑張りなさいね」「分かってる。 じゃ行ってきます」類が出かけた後、麗もすぐに出かけた「私も、ちょっと出かけてくるわね。 昼には戻ってくるから、一緒にランチをしましょう」と、つくしに告げてその言葉通り、、麗は、ルンルンとした足取りで昼前には戻...

7 女性の正体

「ただいま」「お帰りなさいませ」17時過ぎに類が帰宅したが、牧野の出迎えが無いあれ?と思う「牧野は?」「それが、、」言葉を濁す佳代に、何かがあった事が分かるあの誘拐事件から、今日が初めての出社だったつまり、今まで牧野とずっと一緒だったが、今日は初めて離れ離れここの使用人が牧野を虐めるとは思えないが、、「牧野に何かした?」思わずきつい口調になったと思うそれに視線も思いの外、、、睨んでいる?佳代は動じ...

6 応接室にて

「ただいま戻りました」つくしは、玄関口で挨拶をするその後ろに、デパートでお世話になった女性も連れているあの後、ネクタイを購入しようとしたところ、女性が株主優待カードがあると言って店員と席を外したそして戻ってきた時には、半額ぐらいに値段が下がっていたランチも、割り勘で、、と言ったにもかかわらず、誘ったのは自分だからと女性が出してくれた何から何までお世話になり、あまりにも申し訳なく、せめて家まで送らせ...

5 議論と結果

カフェに場所を移した二人は、サンドイッチセットを頼み、早速話し始めた少し年上の女性は、左手薬指に指輪がある事から既婚者だと分かると同時に、すごく話しやすいタイプだ初対面にも拘らず、つくしの顔色を窺いながら、臆することなく話しをするそれはどこか、あきらの母親に似ていると感じるほどだ「それで、、先ほどの続きなんだけど、、彼って、どこか体が悪いのかしら?」「あっ//// いいえ。 全然元気だと思います」「で...

4 上品な女性

「じゃ、、行ってくるから」「うん、気を付けてね」類は、今日から仕事が始まるあの一件以来、今まで養生も兼ねて休みを貰っていたが、そろそろそうもいかなくなった正式な入社式は4月1日だが、その前に事前研修と言う物があるもちろん、類はそれを飛び越えて、既にきちんとした仕事が与えられているこれもジュニアとしての宿命だと諦めていたが、今は進んでやるつもりでいると言うのも、牧野との未来のためだ一年後には正式に結...

3 互いの気持ち

牧野家の了承を貰い、類はやっと安堵した気持ちだ同じ部屋と言っても、未だ清い交際奥手で恥ずかしがり屋のつくしとは、今も手を繋いで寝ているだけだもちろん、類とて好きな女性と一緒にベッドに入るだけで、至極の喜びだそして男性としての部分も反応しているそれでも彼女を思い、我慢していたまずは、牧野家に同棲の了解を貰ってから本人には、ボディガードではなく、将来を見据えての行動と分かって貰いそれから、、ゆっくりと...

2 愛の言葉

牧野家を訪れた二人の前に、千恵子がお茶を置く「類さんが、まさかあのような事件に遭っていたなんて、、あたしたちも、つくしから話を聞いた時は、信じられなくてねぇ。この子の話を真に受けることなく、『入れ替わるはずがないじゃない』と、言い切ってしまったんですよ。もっときちんと、耳を傾けていたら、、、と何度後悔やんだ事か」「いいえ、、誰も入れ替わりなど想像もしていませんでしたから。 それは、使用人にすら気づ...

1 手を繋ぐ

あれから、、牧野は俺の家に住んでいるそして、あれほど辞めることが出来なかったバイトを、あっさりと辞めた『バイトに行く』、、と言う牧野の事が心配で、俺は送って行った『終わる頃に迎えに行くから』と伝えて、、そして予定の時間より少し早めに迎えに行ったほんとは、辞めてほしいと思っていたでも、『辞められないし』、、が口癖の彼女の気持ちも分かるだから、せめて大学生の間は、納得するまでさせてあげようと思っていた...

29 相愛

類は、無事退院する事となった捻挫も、後は自宅で湿布を代えるくらいで済む程度にまで回復しているそんな退院にも、つくしは付き添っている「ねぇ、、足は痛くない?」「ん~~、、少し?」「あたしの肩に捕まって? あまり痛めた足に体重をかけない方が良いんじゃない?」「ん、、ありがと」類は、そっとつくしの肩に手を置くずっと、、こうして肩を抱いて歩きたかったそれが親友の立場からは憚られたでも今は、、、その思いから...

28 祝杯

あきらと総二郎は、病院からバーに場所を移した類が目覚めた事、そして二人が思いを遂げた事に安堵し、後は佳代に任せそっと病院を後にしたそれは、今は二人っきりにさせたいと言う気持ちからだそして、二人で祝杯を挙げる「良かったな。 類の意識が戻ってさ」「あぁ、、丸二日も眠っていたしな」「しかし、、あいつ凄いな。 誰も類が偽物だなんて思わなかったのにさ」「あぁ、、それもあいつの勘? それと、類の事を良く見てい...

27 安堵

温かな物が、俺の手を握っているあぁ、、落ち着く寒かったんだ、、司と一緒に笑顔で出かける牧野を見たからさ、、寒かったんだ、、ずっと真っ暗な山中に居たからさ、、寒かったんだ、、ずっと、、ずっと、、ずっと、、ゆっくりと手を摩ってくれる感じがする小さな、、小さな、、俺の大好きな手ん?俺の大好きな手?それがなんで?俺の手を握っている?類は、ゆっくり眼を開けるそこには真っ白な天井が広がっているあっ、、生きてる...