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さくらいろ

2-28 花火の夜

クリスマスは仕事の後、レストランでディナーを楽しんだつくしの誕生日は、仕事納めとなる事から、近くの茶店で待ち合わせ、そのまま花沢邸へ向かったそして類をはじめ、佳代や使用人と共に誕生日を祝い、そのまま年明けまで過ごした初詣へ行った後、今度は仕事始めまでつくしのマンションで過ごすと言うラブラブっぷりこうしてバレンタイン、ホワイトデーと月日が流れ、夏になった二人は、去年行った山梨の花火大会へ向かっている...

2-27 F3+T4

二人の交際は、順調に続いていくクリスマスイブには、美作邸に皆が集まり、二人は、皆に心配かけたことを謝罪し、改めて付き合い始めたことを報告したあ 「お前ら、、報告が遅えんだよ」総 「良かったな、、、類」滋 「つくし、、良かったね」桜 「やっぱり先輩には、笑顔が似合います」優 「良かった。 これからもいろいろあるだろうけど、花沢さんを信じて頑張るんだよ?」あ 「そうだぜ。 お前ら、互いに相手の事を思い...

2-26 駅弁

つくしは、ゆっくりと目を開ける障子が明るくなっている事から、もう朝だと分かるゆっくり横を向くと、笑みを浮かべ幸せそうな顔をし、未だ夢の中にいる類がいるもちろん、二人とも裸で一つの布団にくるまっているそして、下腹部に残る鈍痛が、昨夜の情事を物語っているその下腹部に手を添え、何とも言えない幸せを噛みしめていたすると、、類がパチッと目を開けた類 「牧野? 大丈夫? お腹痛い?」つ 「あっ、、ごめん、、起...

2-25 自然な行為

旅館に着いた二人は、部屋に通されると感嘆の声を上げるつ 「すごい。 中庭の日本庭園が見える」すると仲居が、お茶を入れながら、、仲 「夜は、ライトアップされますので、また一味違った風情をお楽しみいただけますよ」つ 「すごいね。 ここの紅葉も真っ赤で綺麗」つくしは、吸い込まれるように窓辺へ向かうその横に、類も立つつ 「今回は、京都まで旅行に来たけど、、無理して出かけなくても良いからね」類 「別に無理は...

2-24 京都旅行

類は、身体の節々が痛く、またベルトの締め付けや服の違和感を覚え、ゆっくり目を開けるそこには、見慣れない天井横からは、スース―と言う寝息が聞こえるゆっくりそちらを向くと、ベッドの隅で、牧野が申し訳なさそうに、横向きで寝ているしかも、掛布団を俺に掛けてくれたため、牧野の背中は布団から出る形となるのだろうしっかりと半纏を羽織って眠っているそれに、かなりベッドの端に寝ている様で、仰向けになるとベッドから落...

2-23 さすが牧野

つくしのマンションで、向かい合ってカレーを食べた類 「ん、、やっぱり最高に美味しかった」つ 「クスッ、、どう致しまして。 三皿も食べて大丈夫? 機内食、食べなかったの?」類は、つくしをちらりと見る類 「とても、そう言う気持ちにはなれなくて。 あんたの事を、機内でもずっと考えてた」と、真剣な眼差しでつくしを見るその眼差しを、逸らす事も、冗談に附す事も出来ないつくしも、手にしていたスプーンを置き、類と...

2-22 類の手

つくしは、深夜マンションへ戻るなり、机の上の雑誌をごみ箱へ放り投げる代わりに、携帯を机の上に置き、深呼吸をするそして、約一週間ぶりに電源を入れたそこには、不在着信とラインの山初めの頃は、F3やT3も多々あったが、それよりも類からの不在着信とラインの山に驚くそれは、フランス出張に行ってからも、暇を見つけては、送ってくれていたのが分かる<ごめん、、どうしても言えなくて><やましい事は、一切していない><...

2-21 歓迎会

つくしの歓迎会の日となった部署の若手メンバー、所謂役職についていないメンバーで、レストランへ向かったそこの一室を貸切り、総勢20名ほどで、慰労会兼つくしの歓迎会が行われた普通は、ビールで乾杯となるのだが、何故かワイングラスに花沢のボジョレーが注がれている赤 「毎年、ボジョレーで乾杯なんだ」相 「ある意味、このボジョレーや他のワインたちに、苦しめられてきたような物だし、   やっとこれらからの解放っ...

2-20 類と聡

フランスに着いた類は、直ぐに邸へ向かう出迎えた使用人達への挨拶もそこそこに、真っ直ぐ父親のいるであろう書斎へ向かったコンコン類 「失礼します」類は、返事待たず、ドアを開けた聡 「あぁ、、類か。 今、到着した所か? お前にしては珍しいな。   いつもならすぐに部屋へ籠り、食事以外は出てこないくせに、、何か用事か?」何の目的で俺がここに来たか知っているくせに、わざと知らないフリをする父親に、苛立ちが増...

2-19 信じてやれ

シーンと静まり返った室内その中で、総二郎が重い口を開く総 「それでも、、、それでもあいつを信じろ!   あいつは、お前と司が付き合っている時から、ずっと自分の思いを胸に秘め、   親友と言う位置で、お前を守って来ただろ?   そして、司が別れを告げた時も、あいつ一人食って掛かっただろ?   本当なら、お前と司が別れた事で、あいつにとってはチャンス到来なのにさ。   いつもいつも、、お前の事ばかり考...

2-18 憔悴

金曜日の夜から、つくしは一歩も外へ出なかった携帯は電源を落としたまま、テレビも付けなかったもちろん土曜日に、つくしの部屋でボジョレーを一緒に飲もうと言う約束も果たされる事もなく、日曜日になったそんな中、、つくしの部屋のインターホンが鳴ったその音にビクッとしながらも、ドアスコープを覗くと、、そこには、桜子が立っていたドアを開けると、桜子は一瞬驚いた表情をする桜 「先輩? 寝てます? 何か食べてます?...

2-17 すれ違う思い

つくしは、茶封筒の中から、明日発売の雑誌が出て来た事に驚くその表紙には、大きな見出しで、、<花沢物産ジュニアとフランス人との熱い夜をスクープ>と、書かれている類を疑う気持ちは微塵もないだが気になって仕方がないその誘惑に負け、ぺらっと表紙を捲ると同時に、息を呑んだそして、手にしていた携帯を無意識に机の上に置き、電源を切った震える指で、ゆっくりとページを捲るそこには、類とキャサリンが写っている類が腰に...