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さくらいろ

おまけ スイス

愛琉が1歳になる頃、類の休みを利用し、4人はスイスへ向かったもちろん、愛樹が生まれ育ったあの別荘だ愛「レアとサラ、愛琉を見て何て言うかな?」類「どうだろ?」愛「きっと、僕に似てるって言うよ。 それでね、可愛いって言うよ。」久し振りの再会に興奮し、おしゃべりが止まらない先程からずっと話しっぱなしだ類「そうだろうな。 愛樹にそっくりだしな」自分にソックリと言う部分が嬉しいのか、愛樹はニッコリと笑うその...

あきら…おめでとう

「桜子、、どの辺が痛いんだ?」「お腹全体です」桜子は、顔をしかめジッと痛みに耐えているそしてあきらは、その桜子をどうしてやる事も出来ず、ただ痛いと言うお腹に手を添えるだけだ「何とかならねぇのかよ」と、ぼやく程、自分は何もできない事に、もどかしさを感じている桜子の陣痛が始まったのは、予定日よりも2週間も早い2月27日だだが、丸一日たっても、まだ子宮口が開かないとかで、生まれる気配がないそして、桜子の...

おまけ…二時間だけのバカンス

「司様。この後、韓国にて給油を行い、すぐニューデリーへ参ります」「あぁ、、分かった」「二時間程かかりますので、ラウンジで食事をなさいますか?」「あぁ、そうだな。 シャワーも浴びてぇ」「かしこまりました。 シャワー室完備の部屋を取っておきます」そう告げ、飛行機の後部座席へ移動する司は、背もたれに体を預け、暫しの仮眠をとるため目を閉じた飛行機に乗り込んで、すぐに打ち合わせを行った食事も、こうした移動中...

あとがき

これにて、『もしも願いが叶うなら』は終了です非情に、浮き沈みの激しいお話となりましたそして、我が家では色々な初めて、、と言える作品になりましたまず、、類君のご両親、特に父親が厳しい今までは、優しい、、どちらかと言うと、つくしちゃんウエルカムな両親ばかりでしたからね類君が、嵌められる聡い類君です普通嵌められるなんて有り得ませんよね類君が、政略結婚をするこれ、、かなりお叱りを受けました私としても、無謀...

5-36 大切な人

クリスマスイブになったこの日、花沢邸に総二郎とあきらと桜子が集まった総「すっげぇ、、大きいツリーだなぁ」愛「司がくれたんだよ」あ「へぇ、、あいつがなぁ」桜「ふふっ、、道明寺さんらしいですね」そして、類の腕の中にいる、愛樹そっくりの愛琉を見ては、笑い合っているその愛琉は、愛樹がプレゼントしたオモチャを握り、振り回したり口に入れてカミカミしたりと、少しもジッとしていない総「元気だな~」あ「あぁ、、まだ...

5-35 おにぎり

つくしが思考に浸っている間に、愛樹はタマに別れの挨拶をしている愛「タマおばあちゃん。 愛琉が家で泣いているんだ。  愛琉も、きっとお腹が空いていると思うし、もう帰るね」タ「あぁ、、そうだね。 じゃあ、このおにぎりも持って行きな。 車の中で食べると良いよ」愛「うん。 ありがとう、、おばあちゃん。  あっ、僕がラップを取ってくるから座ってて? 腰が痛いんでしょ?」そう告げた後、タマのミニキッチンからラ...

5-34 タマの部屋

つくしは、タマの部屋へ急いだそして深呼吸をした後、ドアをノックしたコンコン・・・つ「タマ先輩。 つくしです。 入りますね?」タ「あぁ、入っといで」その声に、つくしはゆっくりドアを開けるするとそこには、おにぎりを手にし、固まっている愛樹が居たつくしは、愛樹の姿を見て、やっとホッと出来た愛『マ、、マン。 ごめんなさい。 僕、、黙って、、』その瞳はかなり揺れ、どうしていいのか分らないようだその愛樹の元へ...

5-33 二度目は無い

司の部屋に残った二人は、ソファーに場所を移す類「司、、ごめん、、ありがとう」類は、開口一番、司に礼を言う司は、、愛樹と同じ言葉を告げる類に、こうも二人は似ているのか、、と思い知らされるそれは、自分がどんなに願っても、掴み取る事の出来ない血の繋がりからくるものだろうと分るから司「なあ類。 俺に愛樹をくれねぇか?」類は、その言葉に目を見開き、直ぐに言葉が出てこないもちろん司は、類の真意を知る為だ司「お...

5-32 憤りと落胆

司は、病院から邸へ戻る車の中で、愛樹を膝の上に乗せ、更に手を握っていた司「愛樹、、幼稚舎は楽しいか?」愛「ううん」司「そっか、、つまらねぇか」愛「うん。 全然新しい事や知らない事を教えてくれないし、皆、僕にペコペコして来るし」愛樹は、かなり頭が良い幼稚舎レベルでは物足りないのだろうそれに、花沢に少しでも取り入ろうと、大人たちも愛樹にペコペコして来るのだとすぐに分かる司「友達、、出来ねぇのか?」愛「...

5-31 後悔

類とつくしは、直ぐに防犯カメラをチェックする類が17時30分頃帰宅した時には、確かに自宅にいたと言う事は、それ以降に姿を消した事になる早回しをしながらチェックしていると、18時頃、裏口から一人で出ていく愛樹の姿があったそこから一人で、公園方面へ向かって歩いて行く姿があるつ「私、、公園へ行ってみる」類「待って! 俺も行く」つ「佳代さん。 悪いんですけど、愛琉をお願いします」佳「畏まりました」二人は、...

5-30 道明寺愛樹

警備員に声をかけられた愛樹は、ビクッと身体を震わせた後、ゆっくりと振り向くルカとマキシムからは、知らない人には名前を言ってはいけないと、教えられている愛樹は、どうしようかと悩む警備員は、愛樹の目線に屈みこむ警「一人? 迷子かな? お父さんとお母さんは?」愛樹は、咄嗟に英語で話すその方が、時間が稼げると思ったからだ愛<警備員さん?>その言葉に、警備員は固まる普通の迷子かと思って声をかけたら、英語が返...

5-29 大騒ぎ

邸をそっと脱け出し、裏口から外へ出る類が帰宅後、門はしっかりと閉ざされている事を知っているその点、裏口なら使用人の出入りがあり、内側からは簡単に開く事も知っていた外に飛び出した愛樹は、駅方面へ向かうここに来てからの移動は、ずっと車だ電車に乗った事は一度も無いでも、、、でも、、、助けを求めたかったいつも光り輝く、、、ツリーのてっぺんの星のような、、そんな存在の司に時間は既に18時を過ぎており、外は真...