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さくらいろ

44 お兄ちゃん

 一学期も、今日で終わりだこの頃では、話をするクラスメイトも、数人は出来ていた 友 「牧野さんは、夏休みどちらへ行かれますの?」つ 「えっと、類とフランスへ」友 「そうですの、、、フランスには、藤堂 静様が、いらっしゃいますものね。   花沢様も、楽しみにされているのでしょうね」つ 「藤堂 静さん?」友 「そうですよ。 花沢様の許嫁の方と、お聞きしておりますわ」つ 「そうなんですか?」友 ...

43 習い事

 火曜日~西門邸~   西門 総二郎 総 「牧野、お茶はゆっくりと嗜んで、頂くものだぞ。    グイグイ飲まない。  飲んだ後も、苦そうな顔をするな」つ 「だって、苦いんだもん」総 「失礼な奴だな。 ホラ背筋を伸ばせ。 もう一度、初めからやり直すぞ」つ 「は~い」総 「はい、と、言え」つ 「はい。 お師匠様」総 「よし」だいたいの作法は、覚えているものの、、、、まったく落ち着きの無い奴だ久...

本編 42 の後

  番外編 花沢 麗 & 佳代 の話 佳「奥様、牧野様から、お茶とマナーのお稽古を、なさりたいと申されておりますが?」麗『そう、やりたい事は、なんでもやらせて頂戴  それでつくしちゃんの体の方は、大丈夫なのかしら?』 佳「はい、体調もすっかり元どおりに、なられております。  類様の献身的な看病のおかげかと、、、」麗『類君、つくしちゃんの事が、本当に心配だったのね』 佳「それは、もう、...

42 学校

 早速、佳代さんに相談する佳 「後ほど、奥様に連絡いたしますね」と、微笑みながら言われる 深夜になって、おば様から電話があった体調の事を聞かれ、おば様にもすごく心配をかけた事を申し訳なく思った 麗 「つくしちゃんが習ってみたいなら、なんでもやってみたら良いのよ?   それに何か困った事があったら、類君に相談してね」と、すぐにOKの返事をもらった 翌日、類に迷惑でないなら、お茶やマナ...

41 ニヤニヤ

 邸に戻った俺達、、、 すぐに、佳代が来て佳 「類様 お友達の皆さまがお見えになられています   お部屋にお通ししております」そう言えば、あれから牧野の様子を、伝えていなかったよな 類 「わかった」と、佳代に告げ、牧野の手を引き、部屋へ向かうドアを開けると、三人が寛いでいた 総 「よお、、、おっせーぞ」司 「俺様を、いつまで待たせるんだ」 類 「別に、呼んだ覚えないし」司 「な...

40 携帯画面

 食事後、今日は学校を休み、様子を見る事にした昼前から、一緒に出掛ける つ 「類、どこに行くの?」類 「うん、すぐに着くから」着いた先は、花沢系列の携帯電話のお店中に入り、店員に最新の機種を出してもらう類 「牧野、何色が好き?」つ 「う~~ん、水色?」類 「了解」迷わず、綺麗なクリスタルブルーを選ぶ横にある、携帯のアクセサリーコーナーで、透明地に向日葵の柄が、付いているカバーとゴロンと寝転...

39 やられた

 牧野が目覚めた事を、佳代に告げる 佳代は涙ぐみ 佳 「ようございました」 と呟いた 朝食は、ダイニングでとる事にし、俺はシャワーを浴びる為、部屋に戻った牧野が戻ってきて良かったこれからは、俺が守っていきたいいや守るんだ! と、心に強く誓うシャワーの後ダイニングへ行くと、既に牧野が来ていて、一人一人に頭を下げながら、使用人や料理長と話し込んでいる つ 「ご心配をおかけ致しました...

38 もう大丈夫

 朝になったようだカーテンの隙間から、朝日が差し込んでくる 腕の中の牧野は、ぐっすり眠れただろうか?風雨が強くなった時は、怯えていたようだが ベッドに入ってからも震えていたが、しばらくすると、スース―と寝息が聞こえてきた俺も、その後、眠ってしまったのだが、、、と、牧野の頭を胸に抱き、思いに耽っていた ***規則正しい鼓動が、聞こえる トクン トクン トクン  そして、抱きしめら...

37 語りかける

 その日から、ずっと牧野と一緒にいるさすがに、風呂だけは、、、、佳代に頼んだそして、欠かさずバイオリンを弾いている俺の自惚れかもしれないが、牧野が穏やかな表情で、聴いているように思える 夕方、気分転換の為、庭を散歩する事にした退院して、一歩も外に出ていない牧野、、、 手を引き、ゆっくりと歩く あじさいの花が、満開のようだすると、、、牧野が、花壇の前で足を止めた そして、その前に...

36 ゆっくりで良い

 すぐに邸に戻り、その足で牧野の部屋へ向かう 佳代と交代するが、相変わらず何も話さないと言うただソファーに座り、ずっと窓の外を見ている 俺は自室に戻り、バイオリンを持って来る類 「久しぶりだけど、ちゃんと覚えてるかな?」と言いながら、ケースからバイオリンを取り出し、窓辺に立ちゆっくりと弾き始める その方が、牧野の姿が見えるし、牧野も俺の姿が見えるから ***どこからか、優しい音...

35 真相

 あ 「ああ、類、だいたいの事がわかったぜ。 今から学校に、出て来れるか。   司も総二郎も、ここにいるんだ。」 類 「わかった。 すぐに行く」と、返事をして電話を切る 牧野の部屋に行き 類 「少し出かけるから、牧野の事頼むね。 絶対に一人にしないで」と、佳代に念を押して、学校へ向かった ラウンジに、三人はいた類 「おまたせ」と、空いているソファーに座る すると、あきらが顔をし...

34 空を見上げて

 朝日が、病室に差し込んできた俺は、椅子から立ち上がり、窓辺へ行く今日も、良い天気になりそうだ ベッドから、寝返りを打つ気配がして、後ろを振り向く そこには、横を向き、窓の外を見ている牧野がいた 務めて、普通に話しかける類 「起きた? 牧野」 そこには、確かに目を開け、窓から空を見ている牧野がいるのに、目には何も映していないかのようだそれに、一言も言葉を発しない 心配になり...