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さくらいろ

3-41

 東京へ戻ってから、皆は、忙しい日々が続くF4は、家業の手伝いの傍ら、PVの編集作業のチェックをしているその間を利用して、私はスタジオでスタッフ達と、こっそりPV編集をしている沖縄で撮ったトロピカルジュースと、砂浜に宝箱を置いて、その中にアンドリューから貰ったネックレスと、赤いレザーブレスレットを入れて撮った映像を、一番最後に差し込んだそのPVのタイトルの字は、私の手書き、、、、隅にMarin...

3-40

 つ 「類、、、今日は、何するの?」類 「まずは、、自転車に乗ろうか? 乗れる?」つ 「うん、、って、コレ?」類 「そう、、、コレ」その自転車は二人用?二台の自転車が、縦に繋がっている形サドルも2個、、ペダルも2個、、タイヤも2輪、、ハンドルも、取り敢えず2個まあ、前の人が、方向を決めるみたいだけど、、後ろは、ただ手を置く感じ?それぞれ前後に、二人がまたがる形だ 類 「俺が、前に乗るね」つ...

3-39

 つ 「ねえ、夜の海岸で何の撮影するの? 真っ暗だよ?」類 「そう、暗くないと撮影出来ないんだ。 ハイ、、、これ」つ 「コレって、、、何?」類 「知らない? 線香花火」つ 「知らない」類 「そっか、NYには無かったか。 此処を持って、先に火を付けると」 類が、私の手に、線香花火を握らせて、その先端部分に火を付けるパチパチと小さい火花が出て、オレンジ色の丸い粒が出来ている つ 「可愛い、...

3-38

 つ 「類、、、いらっしゃい」類 「牧野、、、ごめん。 待たせて。 一人で寂しかっただろ?」つ 「ううん、、、全然」類 「そこは、、、、俺に会えなくて、寂しかった、、、って、言ってくれなくっちゃ」つ 「ごめんごめん、、、会えなくて、寂しかった」類 「俺も、、、」と、類にギューッと抱きしめられる 久しぶりの類の香りが、鼻孔をくすぐる少しの間、その香りに浸っているが、ふと視線を感じ周りを見るゲ...

3-37

 翌日、ヨンファ達のPV撮影に、同行させて貰うホテルからほど近い海岸に、セットが組まれていた青い空に白い砂浜ヨンファさんは、白いTシャツに、ビンテージのGパンだそこで、日差しを浴びながら歌う 風を受け、サラ髪がなびいている爽やかな曲を、流暢な日本語と英語で歌うツインボーカルで、交互で歌っているそれも息ピッタリに休憩に入り、皆にドリンクを持って行くつ 『お疲れ様でした』ヨ 『有難う、、、』メ...

3-36

 つ 『ヨンファさん? うっわ~、、どうしたんですか? こんな所で、、、』偶然、那覇空港で出会ったヨンファさんに、ビックリしつつも、偶然の再会を単純に喜んでしまった ヨ 『それは、こっちのセリフ。 つくしこそ、どうしたの? バカンス?』つ 『私は、、、』周りをキョロキョロ見回して、、、ヨンファさんの耳元で話す つ 『PVの撮影』ヨ 『偶然。 俺達も、明日PV撮影なんだ。 時間ある? 良...

3-35

 俺は、今、、牧野のベッドの中に居るつ 「はい、、、手を出して」手を差し出すと、俺の手をそっと握ってくれるそして、再び布団の中へ入れる つ 「怖くなったら、起こしてくれて良いからね」総 「、、、、ああ、、」つ 「この事、皆には内緒にしておくから、安心して寝て良いよ」総 「ああ、、、」 つ 「明日は、白の短パンで、上はジャケット撮りした時の、赤のチェック柄のチュニックね」総 「ああ、、、」つ 「楽しも...

3-34

 総 「牧野、、、寂しくなかったか?」総が、昼前にやってくるつ 「全然、、、寂しくなかったよ」総 「つれないな~。 もっと、、こう、俺と会えなくて、寂しかったって言えねぇか~?」つ 「あっ、ごめんごめん。 最初っから、やり直そうか?」総 「バカか! もう良いわ。 それより、昼飯まだ食べて無いだろうな?」つ 「うん、、、言われた通り、まだだけど?」総 「よし、、、じゃ行くぞ」 ホテルのウッド...

3-33

 今日は、朝から、海岸沿いを歩くあきらの前を、私がスキップするように、はしゃぎながらその後ろを、ゆっくりあきらが付いて来る砂山を作る波打ち際で、枝でタイトルの『花唄』と書いて、それを波が消す中国語、韓国語も夕方になり、司の時と同じように、ウッドデッキで紫色のトロピカルジュースを飲むストローが2本挿さっていて、ハイビスカスの花も付いている つ 「ねえ、、、このトロピカルドリンク。 司の時にも...

3-32

 翌昼過ぎに、あきらが来たあ 「よお、、待たせたな」つ 「ううん、全然。 言われた通りの服に、着替えたけど? コレで良いの?」あ 「ああ、、、それでOKだ。 じゃ、時間が無いし行くぞ」車に乗せられ、連れて行かれた先には、芝生の上に真っ白なグランドピアノ私の服も、Aラインの袖なしワンピース膝丈のストンとした物だそれに、ネックレスとブレスレットを付けている 素足のまま、芝生の上で、ピアノをバッ...

3-31

 つ 「司、、、朝だよ? 起きないと、撮影でしょ?」司 「ん? 朝? 今、何時?」つ 「もう、、5時、、、5時半には、ホテル出発するんでしょ?」司 「ああ、、、そうだな、、、」 寝不足で、重い体を何とか起こすあれから俺は、一睡も出来ないまま、3時まで同じベッドにいたやっと牧野が離れ、急いでバスルームへ駆け込んだ寝る前にシャワーを浴びたと言うのに、、再び体を洗う羽目になるとは、、と思いながらも、あの部...

3-30

 今、司とつくしは、沖縄行きの飛行機の中だ 司 「牧野、、俺の曲、手拍子から始まるだろ? だから始まりは、俺と牧野の手拍子から始めるぞ」つ 「うん」司 「あのリズム、、覚えてるよな?」つ 「もちろん」司 「よし、、、昼前に着くから、まずは、そのシーンから撮るぞ」つ 「分かった」 空港に到着後、直ぐに車に乗り換えホテルへチェックインそしてすぐにホテルのビーチへ何分時間が限られている為、直ぐに撮影に取り...