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さくらいろ

73 声

スマホから流れ出る声に、祖父達の顔が、だんだんと青ざめてくる祖 「これは、、、どこで?」類 「どこ? そりゃ、あんた達が隠れるようにして、身をひそめていた場所だけど?   あっ、ちなみに映像もバッチリ残ってる。       これ、、出る所に出したら、どうなるんだろうね?」祖 「バッ、、バカ者!    これくらいじゃ、ただのお家騒動として、マスコミの格好の話題作りにしかならんわ!...

72 決戦の時

つくしが、類の手紙を受け取った三日後、、日本では、、、田 「類様、、会長から、お電話が入っております」とうとうきたか、、類 「分かった」田村の心配そうな顔を目に入れつつ、電話に出る類 「はい、、類です」祖 「おお、、類か、、今から迎えをやるから、それに乗って○○○まで来い」類 「今はまだ仕事中ですが?」祖 「それは、田村にでも調整して貰えばよい。 分かったな」一方的に言いたい事だけを告げ、電話は直ぐ...

71 ホワイトデー

3月に入った類 「田村、、これを送って欲しい。 書留で頼む」と、B5サイズの花沢社用封筒に入れた物を手渡すその宛先を見た後、、田 「畏まりました。 それでは、今から直接、郵便局へ持って参ります」類 「ん、、宜しく頼む」秘書の迅速な対応に、さすがだな、、と思うあの封筒の宛先は、アメリカNY、、そう、パーカーカンパニーNY本社の牧野宛て部署までは分からないし、そこで働いてるかどうかも分からない為、、ジョージ...

70 煽る

桜子の言葉に、類は驚きを隠せない桜 「詳しくは、西門さんがお話し致しますわ」そう言いながら、話を総二郎に振る振られた総二郎も驚き、目を見開いている総 「俺?」桜 「そうです。 西門さんが見た、ロスでの先輩のご様子を、お聞かせして下さい」類 「何? 総二郎は、牧野の行方を知っていた訳?」と、ギロリと睨む総 「まあ落ち着け、、俺は、チラッとしか見てねぇんだよ」そう前置きした後、あのロスでの茶会の話を、...

69 美作邸にて

類が、フランスに行っている間、日本の美作邸では、皆が集まっていたそして、テレビのアカデミー賞関連のテレビ番組を見ながら、興奮気味に語っていた桜 「ほらっ、、ここ、、ここです。 これ間違いなく、先輩ですよね?」あ 「ああ、、間違いねぇ。 それに、この隣の男性は、ジョージ・パーカー氏だぜ?」滋 「と言う事は、間違いなく、つくしはパーカーカンパニーで働いているって事よね?」優 「良かった、、これを見る限...

68 興奮

つ 『おじ様、、凄い人ですね』ジ 『ああ、、ほらっ、、つくし、、私の腕を取りなさい。   そんなにキョロキョロしていると、迷子になるよ?』つ 『ほんとだ、、これだけの人だから、迷子になったら、もう二度と会えそうにないですね。   それじゃあ、、失礼します』そっと、おじ様の腕に手を添え、エスコートして貰いながら、会場内を散策する今までテレビでしか見た事の無い会場賞が決まるのは、まだ三日ほど後だが、そ...

67 見つけた

フランスに来た初日に、両親に俺の気持ちを包み隠さず伝えたその事とは別に、今回は、仕事も兼ねて来ている先の事はどうなるか分らないが、今は、与えられた仕事を、全うするのみ今まで、何不自由ない生活をさせて貰ったその感謝の意味も込め、、、考えていたプランを、皆の前で発言したそれが思いの外、好感触を得て、ここフランスで早速取り掛かる事となったこれが花沢での、最後の仕事になるかもしれないこれぐらいで、両親に恩...

66 家族会議

類 「とにかく俺としては、牧野以外考えられない。   でも、祖父がいる限り、きっとまた邪魔をしてくると思う。   知っていると思うけど、牧野ん家って、普通の、、いやもっと貧しい方の家庭だと思う。   そんな相手と結婚したいと言ったら、何が何でも引き離そうとするだろ?   血の繋がりはどうにも出来ないけど、仕事を含めて、俺を縛り付けるのは我慢ならない。   それに、高崎テクノロジーも邪魔。   俺に...

65 動き出す

つくしのガトーショコラを食べながら、、ジ 『つくし、、来週、私と一緒に、ロスに行って欲しい』つ 『ロス?』ジ 『ああ、、ロスで行われるアカデミー賞に、招待されていてね。   このチョコケーキのお礼に、仕事を忘れ、楽しんで貰おうと思っているんだが』つ 『わ~、、凄い、、いろんな俳優さんが、見られるかも、、』と、つくしの表情が、ウキウキと輝きはじめるハ 『楽しんでくると良いわ。 ケビン、、その間、つく...

64 バレンタインデー

2月14日、、その日、俺は、目覚まし時計の音で、飛び起きた類 「嘘だろ、、」俺の口から、自然に洩れた言葉牧野から貰ったこの四角い物体は、何時も同じ言葉で、俺を眠りから起こしてくれていたその牧野の声が聞きたくて、会社が休みの時も、ずっと目覚ましをセットしていた程だそれが今日に限って、違うセリフを呟いている目覚ましの日付を見ると、、2月14日、、そうか、、バレンタインデー俺は、もう一度目覚まし時計に耳...

63 二人の思い

1月末の休日ケビンとつくしは、大学時代の友人達と、スケートを楽しんでいたヨタヨタと滑るつくしを見ては、皆が大笑いし、、スイスイと滑るケビンを見ては、皆が絶賛していたその後、皆で食事に行こうと盛り上がり、ゾロゾロと移動を始めたその時ケビンは、道端のワゴンで売っている雑誌に、目が留まったそして、そっと近くのSPに、その雑誌を買っておくよう指示を出すカフェに入った後、ケビンはつくしの前に座るその方が、つく...

62 協力

高級クラブの個室に移動した4人は、今度はウイスキーやカクテルを片手に語り合う総 「しっかし類の奴、、マジで牧野の好きな相手が、自分だって気付かないかね~」桜 「それだけ近くに居過ぎたんでしょうね。    ですから、だんだんと顔つきが変わられた先輩の変化に、気付かなかったんでしょう」滋 「確かに、、、滋ちゃん何て、滅多に会えなかったから、   会うたびに、、あれ?って感じだったもん」あ 「だろうな。...