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さくらいろ

2 十字架

小学生以下の子供達は、消灯時間になり、寝る準備を始めるつくしも、職員に連れられ歯磨きをし、亜門の部屋へ連れて行かれたそこには既に亜門がおり、二段ベッドの上へ、自分の荷物を移動させ、下段をつくしの為に空けている施「亜門、、ありがとう」職員は、亜門にお礼を述べ、直ぐにつくしの目線に屈みこむ施「つくしちゃん。 今日から、亜門お兄ちゃんと同じ部屋だよ」つくしは、先生の横に立つ亜門を見上げる先生が笑顔なのに...

1 養護施設

児童養護施設の職員が、警察署を訪れた警「あっ、ご苦労様です。 この子なんですが、名前は牧野つくし、5歳です  発見された時は、、、」養護職員は、警察の話を聞きながら、つくしの様子を観察する隅の方でこちらを窺いながら、小さく丸まる様に座り込んでいるかなり痩せており、その頬には青あざがあり、一目で虐待を受けていた事が判る警「父親はいません。 二年前に離婚しています。  その頃から、母親は精神不安定のよ...

プロローグ

カコ~~~ン静かな広い庭に、シシオドシの音が鳴り響くそんな中、小さな子供の声が聞こえる「い~ち、に~~、さ~~ん、し~~、ご~~、ご~~~、ご~~~~」子供は、小さな指を、一つずつ折りながら数を数えるだが、そこから先を知らない「まっ、、いいか?」子供は、立ち上がり庭に降りるそして一歩を踏み出そうとした時、その足は空をきったカコ~~~ンその時、、シシオドシの音だけが広い庭に鳴り響いたにほんブログ村ヤ...

あとがき

今回の作品、、本当にすみません 夏休みに実家に帰った時、、泣きたい気持ちで一杯で、、そんな中、生まれた作品ですから、どうしてもこういう形になりましたハピエンを目指しておきながら、、これってハピエン?と思えるような作品でしたねそして本来は、ラストは涙編しかありませんでしたしかし、月日が経つにつれて、希望が持てる終り方も欲しいな、、と思い立ち、急いで書き上げましたその上、医療行為は何も知りませんその為...

107 手錠物語

類は、華音を寝かしつけ、つくしの待つ寝室へ向かった類「お待たせ。 光音は寝た?」と小声で呟くが、二人とも既に寝ているのか身じろぎ一つしない静にベッドに近づくと、光音は、いつものようにつくしの胸に顔を埋め、更に片手は胸に置かれているしかも、時々指先がムニムニと揉むように動いている毎日の事で、見慣れた光景なのだが、類としては溜息しか出ないそして、いつものように、光音を運びだそうと、少し布団を捲ると、つ...

もう一つの13【愛情編】

「牧野? 用意できた?」 「あっ、、うん」 牧野は、頬を染め、おずおずと家から出てきた 髪も少し伸び、ショートボブぐらいになっている そして、刺しゅう入りのシャツにガウチョパンツを合わせた服装 寝間着姿ばかり見ていた俺には、すごく可愛く見えて、、俺の頬も染まってしまう 「おかしくない?」 「ん、、すんごく可愛い/////」 「/////」 「じゃ、、行こう?」 俺は、サッと牧野の前に手を差し出す 「うん」 牧野は少し照...

106 クリスマスプレゼント

12月24日のクリスマスイブ花沢邸には、沢山のプレゼントが届いたそれを類が、一人一人に手渡していく華音と光音は、嬉々として受け取り、早速開け始めた心音は、麗の膝の上にちょこんと座り、つくしが代わりに開けていくそんな中、華音はアンドリューからの贈り物を一番喜んだ華音に良く似合う、パーティードレス早速、華音は着替えてくる、、と、つくしの手を引き、自室に向かったその代りに、類が心音のプレゼントを開けてい...

もう一つの12【愛情編】

こちらはもう一つのエンドです「牧野!!!」 類は、ベッドから飛び起きる おかしいくらい、体は汗ばみ、ドキドキと鼓動が早い サッと目覚ましを見ると、まだ5時前だ それでもジッとしていられず、すぐさま着替え病院へ急いだ 何事も無ければそれで良い 単に身体が辛いから、俺に癒しを求めに来ただけだ きっとそうだ、、 と、自分に言い聞かせる 病院に到着すると、裏口の緊急出入り口から中に入る 薄暗い廊下、、 シーンとした...

105 秘書冥利

お久しぶりでございます田村でございますもうすぐクリスマスと言う事で、今回お子様達のサンタ用プレゼントを頼まれました実のところ、私が毎年その役目を仰せつかっておりますそれだけ、私の事を信頼しておられるのでしょう秘書冥利につきますと言っても、買ってくる物リストは、予め類様より頂いているのでございますけどねさて、、今年は何を買えば宜しいのでしょう田村は、類から預かっているリストを、ピロッと開け、そのまま...

13【涙編】

つくしの葬儀には、司、あきら、総二郎も訪れた類は、何を語るでもなく、ただずっと遺影を見つめていたその姿に、三人は心配になるただでさえ繊細な心の持ち主そして誰よりも純粋な心をしている二人の出会いは、夢の中だし、現実にデートをしたわけでもないそれでも確かな愛が生まれていたと感じる病気のつくしを、必死に助けようともがきながら、本来の学業も疎かにしない姿勢それは、これから先、起こりうる数々の障害を排除する...

12【涙編】

すみません 胸に詰まるシーンです。大丈夫と言う方のみご覧ください 12時より愛情編を公開しますので、そちらをご覧ください類「牧野!!!」類は、ベッドから飛び起きるおかしいくらい、体は汗ばみ、ドキドキと鼓動が早いサッと目覚ましを見ると、まだ5時前だそれでもジッとしていられず、すぐさま着替え病院へ急いだ何事も無ければそれで良い単に身体が辛いから、俺に癒しを求めに来ただけだきっとそうだ、、と、自分に言い...

11

つ「類! いつもありがとう」類「あれ? 牧野? ここは病院じゃないよな?」目の前の牧野は、少しふっくらしているし、真っ直ぐな黒髪が肩まで伸びているだから、これが夢だと判ると同時に、周りをキョロキョロと見渡すまた、牧野を襲いに来る変な奴はいないか?と、、同時に、牧野に手を伸ばす類「手を繋ご?」つ「うん」ゆっくり伸ばす手を、サッと恋人つなぎに握ると、ポッと頬を染め、俺を上目使いで見上げてくるその表情に...