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さくらいろ

8 誘惑

違うこの人は、類じゃないじゃあ、、この人は誰?類は、、どこ?つくしの頭の中では、いろんな事がグルグルと回っていたそして、三人が言い合っている姿をジッと見つめている類を、窺うように見つめる確かに、、よく似ているでも類なら、、こういう時、欠伸の一つでもして『さっさと出て行ってくれない? 疲れてるんだからさ』と、人払いをし、自分の時間を持ちたがるはずこうして少し笑みを称え、三人を見たりしないもし、、記憶...

7 疑惑

花沢邸では、類とあきら、総二郎がドアを挟んで見つめ合っていた「類、、お前、大丈夫か?」「頭を打ったのか? それに顔も少し腫れているみてぇだな」「でもそれぐれぇで済んで良かったぜ」「あぁ、、お前の車に、誰かがイタズラしたんだろ? んとに、ぜってぇ許さねぇ。必ず犯人を見つけ出してやる!」「あぁ、、丁度司も日本に帰って来てんだ。 あいつなら警視総監も動かせるし、ぜってぇ見つけて、この落とし前をつけてやろ...

6 何故

「少し考えさせてほしい。 やはりNYとなると、母親の存在がキツイ」「ババァなんか、関係ねぇだろ? お前は、俺と一緒に過ごしてぇと思わねぇのか?」どうなんだろう?そういう事は、漠然としか考えていなかったいつかは、一緒に過ごせるのかな? いつかは、毎日会話できるようになるのかな?いつかは、、いつかは、、でも、その時が来たら、何故か二の足を踏んでしまうまだ日本なら気楽に考えられたかもしれないのに「NYで...

5 恋人

車は花沢邸に着いたそして、佳代に案内される形で、類は中に入った「ここ?」「はい、そうでございます」類は、外観を見て立ち止まるそして、邸の玄関に入り、再び立ち止まったツルツルと磨き上げられた廊下大きな屏風のような立て板が目に飛び込むそれらをもの珍しそうにぐるりと見渡す「さっ、お上がり下さいませ。 お部屋までご案内いたしますから」「あぁ、、」しずしずと歩く佳代の後ろを、類はついて歩く「さっ、こちらが類...

バタバタ

おはおうございます今、ヤフーブログの作品をFCへ移動作業をしています本来ならば、ブログを一旦閉めた上での作業をすべき所なのですが、新連載がモヤモヤしておられると思うので、閉じる事無く作業を進めていきます尚、この作業に時間がかかる為、なかなか妄想に取り掛かれませんしかも、3月は再び実家に帰省と言う事も有り、当分妄想も出来そうにありません同時進行は難しいので、今予約投稿している分が終わりましたら、ヤフー...

4 事故

牧野家を出た後、そのまま川沿いへ向かって歩く春には桜が咲きほこる川沿いも、まだ固い蕾のままだその為、土手で遊んでいる者もいないそれらを見ながら、予定が無くなった俺は、どこへ行くでもなくとぼとぼと歩くすると、ポケットに突っ込んだ手に、ある物が触れたあっ、、おもむろにそれを取り出すホワイトデーのお返しとして選んだ、桜色のリップクリーム『唇がかさついて、リップクリームが手放せないんだよね』それを聞いた時...

3 瞬間

玄関を開けると、そこには道明寺が立っていた「どう、、みょう、、じ、、」「おう! 久しぶりだな! 牧野!!」「久しぶり、、って、どうしたの? 突然、、」「ホワイトデーだろ? だから、お前に会いに来たんだよ!」「会いに来た、、って。 なんで突然?」「お前なぁ。 それが恋人に対する言葉か? 連絡しなかったのは悪いと思うけどよぉ、、、俺も仕事がずれ込む可能性もあったしよぉ、、 そうなると、お前に期待させて...

2 前日

3月13日の夜、つくしの携帯が震えた相手を見ると、類からだ「はい」『あっ、牧野?』「うん」『明日はホワイトデーだけど、司から連絡はあった?』「ううん、、何もない」『そっか。 じゃ、明日はどこかでご飯でも食べようか?』あの時の約束を覚えてくれていたことが素直に嬉しいもちろん、それが親友と言う間柄であったとしてもだ「うん。 ありがとう」『あんたん家に、料理とケーキを持って行くよ。 だから、ママさんに夕食...

1 約束

つくしは相変わらず千石屋のバイトを続けていた時給は安い物の、なかなか辞めるきっかけを見つけられず、ズルズルと続けているそんなバイトが終わり、外に出るとブルっと身震いをする3月だと言うのに、空からはチラチラと雪が舞い降りているつくしは、空を見上げながら、、「なごり雪なんて振らなくても良いのに」と、呟いた「ぷっ! 空に愚痴ってる?」「えっ?」つくしのすぐ後ろから声が聞こえ、びっくりしたつくしが振り返る...

プロローグ

みにくいアヒルの子

類は、年末に向けて、忙しい日々が続いていたこの日も、帰宅したのは深夜に近い時間だった寝室をそっと開けると、中にはつくしと美空が眠っているのが見える起こさないように、二人の寝顔を見て、そっとキスを落すそして服を着替えるために、視線をずらすと、、テーブルの上に、画用紙が置いていあるのが見えたそれを手に取ると、、そこには数羽のアヒルと、一羽だけ色の違うアヒルが描かれているその下に紙が貼られ、『みにくいア...

ねずみのすもう

類「ただいま」美「パパ! お帰りなさい!!」つ「お帰りなさい」類は、二人に出迎えられ、ニコニコとしてただいまのキスを贈るすると美空が、類の前に餅を差しだした美「パパ、、見て! 餅だよ!!」袋の中には、小さな白い餅が5個ほど入っている美「今日、幼稚舎で餅つきをしたの! それでね、、これ、、美空が丸くしたんだよ」類「へぇ、、餅つきって今でもやってるのか、、」つ「類の時代にもあったの?」類「俺達の時代か...