FC2ブログ

Welcome to my blog

さくらいろ

57 合同事業

 季節は、12月に入った 牧野は、相変わらず企画部に籍を置いたままあの初プレゼン後、企画部からは期待のホープともてはやされ、一目置かれる存在となる 当然、、、専務秘書のみと言う訳には行かなくなった最近は、企画部の今一番の目玉そう、、道明寺、美作、花沢の合同事業のプレゼンに向けて、マーケティングを行っている様だ 当然、、、帰宅は再び深夜となり、夕食も週末にしか、一緒に食べる機会が無く...

56 相棒

 翌日の福岡支店での会議も、無事終了する皆、北海道支店同様の反応で、、、、終了する頃には、皆がやる気を見せ、活気も出たように思う そのまま、夕方の新幹線で大阪入りするここでもホテルで打ち合わせ同じように、田村さんと三人で こうして、大阪、名古屋と回り、東京に戻った 東京駅に着いた時時間は、まだ15時だった 類 「それじゃ、このまま社に戻ろうか? 報告書を作成したいし、、、」田 「畏まりました。 あっ、...

55 福岡の夜

 プレミアクラスのゆったりとしたシートに座り、先程見た牧野の姿を思い出す血の気の無い顔をしていたそして、隣りの田村が、何か言おうとしていたのを、遮っていたように見えた一体、、、何があった?飛行機が到着したら、聞いてみようか? 飛行機は、無事、福岡空港に着いた飛行機から降りると、既に二人が待っていた つ 「専務、お疲れ様です。 このまま、ホテルへ直行しますね」類 「あぁ、、、それより牧野、、、大丈夫?...

54 空港内で

 タクシーで空港に向かっているが、渋滞に捉まってしまい、フライト時間ギリギリに到着した 類 「やばいな、、、間に合うかな?」田 「とりあえず、急ぎましょう」類 「牧野、、、鞄貸して! 持つから! 走るよ」つ 「、、、、はい、」 片手に鞄、片手に牧野の手を掴み、空港内を走る今は、スキップサービスがあり、携帯がチケット代わりをしてくれるまっすぐ保安検査場へ向かうその近くで牧野の手を離し、携帯をピッとかざ...

53 北海道支店

 今日は、朝から類さんと、北海道へ出張だ早朝、花沢の車に乗り、空港へ向かうそこで、田村さんと落ち合い、北海道へ向かった 空港から、タクシーで北海道支店へそこで、会議に臨んだ 専務の後に続き入室する皆、一斉に立ち上がり、恭しくお辞儀している 類 「初めまして、、、、花沢 類です   本日は、本社のプレゼンで決定した事を、皆さんにご説明致したく伺いました   こちらは、秘書の牧野です。 今回、私の補佐をし...

52 モヤモヤした気持ち

 俺は、窓から差し込む日ざしがポカポカと気持ち良く、窓から外を見ていたすると、総二郎の車が、入って来たのが見えた そう言えば、牧野がこの邸に住む事になり、総二郎に釘を出したせいか、今まで来なかったよなあの、何にでも興味をも示す奴が、よく今まで我慢できたもんだ、、、と、呑気に考えていた すると、総二郎の車から、総二郎と一緒に牧野が下りて来たえっ?、、、何で?あの二人、、、何時の間に?...

51 お茶

 西門さん家も、花沢邸と同じく大豪邸で、玄関先で、西門さんを出迎えた使用人さんが、私を見て驚いていた 総 「ああ、気にしないで。 俺が、女の子連れて来たの初めてだから、驚いてんだよ」つ 「あっ、そうなんですか。 良いんですか? 誤解されますよ?」総 「あぁ、、、別に良いんじゃね? さっ、上がって。 茶室、こっちだから」つ 「お邪魔します」 ここも、ピカピカに磨き上げられた長い廊下が続い...

50 恋じゃない

 駅のホーム内で、呟くように遠くを見つめ話すつくしちゃん何か、今にも消えそうで 総 「おい、、類の秘書として、ずっとそ傍でその姿を、定年まで見届けたらいいだろ?」つ 「そうですね。 類さんが拒まなければ、、、、ね」 類が拒むねぇ確かにあいつ、気難しい所があるしな俺は、電話で、先程返した車を呼ぶ 総 「つくしちゃん、、車呼んだから、ちょっと俺に付き合え」つ 「えっ? 何処に行くんですか?」総 「映画! ...

49 興味

 日曜日、、、明日から、類さんと田村さんの三人で、各支店へ行く事になっている あれから、資料を元に、日々打ち合わせを行い、昼食も執務室で三人で食べ、帰りも車で一緒に帰り、夕食を共に取る 最近、類さんの表情が、柔らかくなったと思うそれに、、、、あの笑顔、、、本当の天使みたいだもう、氷の貴公子とは、言われない様に、、、、ずっと、あの笑顔でいて欲しい つ 「佳代さん、行ってきます。 昼食はいりません」佳 「...

48 ディナー

 俺は、牧野の資料を元に、頭の中に、各支店の現状、今後の展望をインプットしていくそして、疑問に思った事を、チェックして牧野を呼び出した 集中していたせいもあるし、いつも時間を気にしていない俺は、その時、終業時間間際だとは思いもしなかったすぐ牧野が、俺の執務室に入って来て議論を交わしたそれは、19時に田村が入って来るまで続いた 田 「類様、、、もう19時でございます。 そろそろ、お帰りになられたら如何...

47 無欲

 俺は、自分の執務室へ戻り、牧野のプレゼンの資料に再び目を通す他の者達の資料に比べ、カラフルで見やすいそして、図形が多いのが特徴だその資料を元に、自分の言葉で要領よく説明をしていたそれに比べ他の者達の資料は、ほとんどが文字で埋め尽くされ、ただそれを読んでいるようだった さすが、フランスで大学をスキップし、MBAを取得しただけの事は有るそれに、これだけの資料を一人で集め纏める作業を、一ヶ月で遣り遂げた...

46 プレゼン

 それから、日々は流れていく 相変わらず、牧野は企画部と、専務執務室を、行ったり来たりの日々ただ朝は、まず専務執務室に、顔を出すようになった そこで田村に、一日のスケジュールを確認し、外回りの場合、相手と用件を確認しているようだ外回りが無い場合は、企画部に一日中いるもちろん、帰りも毎日深夜だ プレゼンが近いせいか、根をつめているのだろうそうして、一ヶ月が過ぎる頃、初のプレゼンを行う事となった 会議室に...