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さくらいろ

9 ハプニング

昼食のレストラン場所へ行くと、すぐに席に案内されるそして前菜、メイン、デザートのチョイス型のランチを楽しみ、シテ島観光へ向かったこちらではノートルダム大聖堂から見学したポカンと口を開けた牧野は、感嘆の溜息と「凄い」の連発だそれに思わず吹き出しそうになる『薔薇をモチーフにしたステンドグラスで有名だけど、教会内が少し暗いのがネックだよな』「その分、ステンドグラスが凄く華やいで見えるね」コンシェルジェリ...

8 奇跡

『じゃ、私はこっちで寝るね。 ルイは、あっち側で寝てね』と明るく告げると、牧野はサッと布団にもぐりこんだ1つのベッドの両側に寝るって事だけど、俺ってどれだけ信用されているんだろう?身体を横にずらせれば簡単にあんたの元に辿り付けるけど?しかも、今もバスローブ姿だろ?これって、簡単に裸にできるんだけど?何度も言うけど、ほんと危なっかしい奴まあ、俺は狼にはならないけどね『おやすみ。 電気を消すよ?』『お...

7 エール

部屋へ戻ると、つくしは窓から外の景色を見るクリスマスが近いせいで、イルミネーションがキラキラと輝いている「綺麗、、」ポツリと呟く言葉に、俺はどうして良いか分からないこういう場合は、サッと傍に行って一緒に景色を眺めるべきなんだろうし、そうしてやりたいと思うが、近寄りがたい雰囲気もあるそれに俺は、単なる案内人今日知り合ったばかりだし、相手の事を深く詮索するべきじゃない分かっているのに、つい一歩を踏み出...

6 レストラン

部屋に入ると、類はある事に気付くセミダブルのベッドを2つくっ付けたようなサイズのベッドが1つその上にバラの花びらでハートのマークが描かれているそのベッドの前で立ち止まり、、『これ、、』『フランスってこんなベッドなのかな? 凄いよね』いや、これ普通じゃないこれは新婚旅行向けのアレンジだと思う普通、友達との旅行とかなら旅行会社もツインを用意するだろ?万が一、この部屋しか取れなかったとしても、バラの花び...

5 名前

『お金の事は心配しないで? 全部私が出すから! 個人旅行なんだけど、観光プラン付きで申し込んでいるから、ほとんどの入場料金は含まれてるの』まあ、そうだよな?旅行なんだからさでも、俺、、奢られるの初めてなんだけど、、それが表情に出ていたのかもしれない女は、明るく声をかける『大丈夫。 これは私からのプレゼント!』プレゼント?何の?『新しい人生を歩む為の!』と、ウインクしながら告げる新しい人生、、かそれ...

4 一石二鳥

「あっ、通じていたのね。 じゃあなんですぐに返事しないのよ。 まあ自殺志願者だから助かって困ったのかもしれないけど、命は粗末にするもんじゃないわよ。 ほんと、死にたいのはこっちの方だって言うのに、頑張って生きてるんだからね」やはり、思ったことが言葉に出るタイプだでも、こいつも何かあった?死にたいけど頑張って生きてるんだろ?って、深く詮索するつもりはないんだけどさじゃ、お礼も言った事だし、サッサと家...

3 出会い

くっそ!!何が、縁を切るだ!!それこそ、こっちから縁を切ってやる今までどれだけ我慢してきたと思ってるんだよそれでも何一つ文句も言わずに頑張ってきただろ?それもこれも、ジュニアとしての宿命を受け入れていたし、仕方ない事だと思っていたからだろ?現に、仕事ではいろいろな案を出して利益も上げて来ただろ?それが、、単に見合いを断っただけだろ?そりゃ、言い方が悪かったかもしれないけど、我慢できなかったんだから...

2 勘当

見合い相手が、鬼の形相で出ていき、聡と麗はキッと類を睨みつける「お前が誰でも良いと言うからこの見合いをセッティングしたんだぞ。 それを、何で文句ばかり言うんだ」「あのさ。 それを言うなら父さんと母さんも悪いんだろ? 俺は結婚したくないって言ってるのにさ。 それではダメだ!って言うからだろ?」「あぁ、一生独身と言うのは困る。 結婚し幸せな家庭を築いてこそ、会社のトップを任せられるからな」「本当は無理...

1 見合い

フランス高級ホテルのレストラン~『こちらが息子でして、今年30歳になりました』聡に紹介された類は、大きな欠伸をするその姿に、隣の麗が思わず肘で小突いたそれに対し、目の前の男性は豪快に笑いを漏らす『はっはっはっ。 この場でも委縮しないとは、、さすが花沢物産のジュニアだけの事がありますなぁ。こちらが私の娘でしてマリアと言います。 今年25歳になりまして、今は花嫁修業中です。』『とても綺麗な方で、それに...

番外編

皆との再会を果たしてから約一か月後、、あきらの携帯が振動した携帯を取り出しその表示を見ると小林からだ久し振りの連絡あいつに何かあったのか?あきらは直ぐに画面を開く途端、あきらの頬が緩んだ久し振りに皆で集まったイタリアの地そこには学生時代からの変わらぬメンバーがいたそれぞれが選んだ相手は、学生時代とは異なる相手だがそこには笑顔が溢れ幸せに満ち溢れていたこれで良かったのだと思いつつも、その中にいない唯...

101 それぞれの道

5年後イタリア、トスカーナに二人の元気な声が聞こえるは「ママ、、ここで良い?」ひ「パパ! 何人来るの?」少し薄茶色の髪の二人は、元気良く丘を駆け上がり二人に声をかけるその後ろから、類はワインやジュース、スコーンやフルーツの入ったバスケットを手に、ゆっくりと登っている類「陽翔(はると)、そこにシート敷いて。 陽菜(ひな)も手伝いな。 多分、7人かな?」つ「8人よ! 道明寺とエマさんの所に男の子が生ま...

100 互いの道

NYに帰国して数日後、、司は、エマを食事に誘ったエマは世界中を賑わせている大河原の件について、一言も話題にしなかったそれは、女の勘とでも言うのだろうか?約半年に渡り道明寺と合同事業を行っていた会社だし、その責任者は自分達と同年代の女性だと知っている完成パーティーでその女性が司を見つめる瞳は、仕事以上の感情が含まれている事に直ぐに気がついたきっと男女の関係もあっただろうでも司本人からは、元カノの話し...