FC2ブログ

Welcome to my blog

さくらいろ

ナツメロ

「やっぱり…大晦日の夜は紅白だよねぇ」と、つくしはシミジミと呟く去年は裏番組の笑ってはいけないシリーズで大笑いしていなかったっけ?と類は思うが、決して声には出さないこうして一緒に年を越せることが嬉しいからでも…気になる事がある「この曲…懐メロ?」昔、牧野と一緒に聞いたことがある何年前だ?でも…紅白って、その年に流行った曲を歌うんじゃないのか? すると、つくしの口から思わぬ言葉が返ってきた「夏メロ? こ...

151 お揃い

NYに到着し、久し振りにパパに会い、つくしは大喜びだそして執事の田中との再会に涙ぐむすっかり年老いた田中だが、生涯現役が口癖だその田中も、大きくなった子供達に感動しているそしてその田中に、羽音を抱かせるつ「四人目の羽音です」田「四人目。 本当にお嬢様がお幸せそうで、それだけで私は、、」と、感極まっているつ「羽音が成人するまで、田中さんも元気でいてくださいね」類「あっ、今は四人ですが、まだ増えるかも...

150 サラッと

8月類「ちょっとNYへ行ってくる」つ「暑いから気を付けてね」華「帰りは遅い?」光「ご苦労様」心「お土産待ってる」類「ん、、」それは皆で朝食を食べながら、今日も暑くなりそうだねと会話をしていた時だったそんな中、まるで近所の公園へ出かけるかのようなサラッとした物言いで、皆はその場所にピンとこなかっただが、同時にピタッと身体の動きが止まるそのシンクロする動きに、類は堪らず吹き出した類「ぷっ! くっくっく...

149 羽音3か月

7月羽音は3か月になり、首もしっかりしてきた華「ママ。 私がミルク作るね」つ「ありがとう」つくしは、愚図り始めた羽音を抱き上げあやし始めるその隣で、心音はガラガラのようなオモチャで、羽音をあやしている心「ハオちゃん? 泣かないで?」ただ、光音は面白くない家庭学習が終わり、これからほんの一時、ママの元で休憩しようと思っていた所だったイタリアは、6月中旬から9月中旬まで学校は休みとなるもちろん宿題と言...

148 光音8歳

今日は、光音の8歳の誕生日羽音が生まれて三週間後の事だイタリアのシェフが腕によりをかけて作った料理と、誕生日ケーキが置かれ、光音もニコニコしている麗「はい。 光音君。 おめでとう」光「ありがとう」麗からのプレゼントをニコニコしながら受け取る続けて千恵子もプレゼントを差し出した千「光音君。 おめでとう」光「ありがとう」類「光音。 はいっ! これはパパとママから」類は、ママの部分を強調して言葉を発する...

147 帰宅&命名

類とつくし、そして赤ちゃんが帰宅すると、待ちかねたとばかりに三人の子供達が玄関先まで飛び出した華・光・心「「「お帰りなさい」」」類「ただいま」つ「お留守番ご苦労様」三人は類をスルーし、つくしに抱きつくつくしは、その三人の頭を順に撫でる次に子供達は、類が手にしているバスケットの元へ向かう華「お帰り、赤ちゃん」光「ここが君のお家だよ」心「また寝てる」類「赤ちゃんの間は良く寝るからね。 さっ、中に入ろう...

146 初対面

華・光・心「「「 ママ! 」」」三人は、勢いよく病室のドアを開けるそこには、ベッドに横になったつくしと、その横に小さなベッドが置かれている華音と心音は、真っ直ぐ赤ちゃんの元へ向かうのに対し、光音はつくしの元へ向かうそして、類の隣に立ち、、光「パパ、ご苦労様」と、類を労う類「くすっ、どう致しまして」次に、つくしを見るその光音の表情は、心配そうだ光「ママ。 お疲れ様。 痛かった?」つ「うん。 でも、す...

145 四人目誕生

四月初め、、つくしのお腹は、はちきれんばかりの大きさになっていたそろそろ予定日と言う事で、類は予め休暇を取っているつ「類、、陣痛がきてから休めば?」類「一度会社に顔を出すと、途中で抜けるのが難しいんだ。  それにこの為に仕事も詰め込んで頑張ったしね」つくしがかなり気を遣っている事が判り、麗が助言する麗「そんなに心配しなくても大丈夫よ? イタリアでは男性も育児休暇を取る物なの。  それも最低二週間ね...

7秒間の・・・

今日はクリスマスイブなのに、、急に仕事が入った類『振替休日なのに、なんで仕事なんだよ』と文句を言う類を宥めて、、『終わったらご飯を食べに行こうね』と、その機嫌をなだめた『その後は、俺ん家に来てくれる?』と、甘い眼差しで見つめられたら二つ返事で頷いていた少しでも早く会いたい、、その思いから、花沢物産近くのクリスマスツリーで待ち合わせた「昨日までは暖かかったのに、急に寒くなったよねインフルエンザも流行...

144 妊活話

学校から帰宅し、勉強の合間に光音がつくしの元へ来た光「ママ! 散歩に行こう?」華「私も行く!」心「ココも~」平日は、三人がつくしの散歩に進んでついて行く悪阻が終わった頃から、花沢邸の庭を散歩するようになったつくし光音は元々つくしにベッタリだったし、心音は外へ出る事が好きだったそしてつくしのお腹が大きくなり始めた頃から、華音もついて行くようになった心音は外に出ると、気ままに駆け出すそちらへ向かった三...

143 抹茶の奥深さ

イタリア邸の一室に、四畳半の畳が敷かれたのはそれから間もなくの事そこに、電気式の小釜も置かれた心音がお茶を点てる事に興味を持ち、形から入りたがった為だ総二郎に教えて貰っていた時は、ただ作法通りにお茶を飲むだけだったそれが自分で点てた時、茶の奥深さを知ってしまったようだ心音が何かに興味を持ち頑張りたいと訴えれば、類とて応援したい気持ちはある茶道は、精神を落ち着けるし、所作も綺麗になるトコトン極めて貰...

142 習い事

9月に入り、華音と光音はイタリアの小学校へ通う事になったイタリアでは、親の送り迎えが当たり前しかも授業は午前中で終わり、学習塾といった物も無い普通は、その後遊んで過ごすのだが、華音と光音の希望で習い事を入れた華音はピアノと社交ダンスとイタリア語とフランス語光音は武道とイタリア語とフランス語だ勉強面でも不安がある為、ドリルや参考書と言った教材でそれぞれが勉強に勤しんだつくしは、悪阻が始まり大変な時期...