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さくらいろ

25 挨拶

つくしは社長との話を終え、社長室から出たところで第四秘書の高橋に呼ばれる「牧野さん。 席はここを使ってくれる?」「はい。」それは入り口のすぐそば誰かが来た時に、一番初めに対応する場所だ「それと先に重役たちへの挨拶回りに行こうか?」「はい。」つくしは、メモをポケットにいれると高橋の後をついて行く重役たちの部屋は、社長室の一つ下の階にあるそこにはそれぞれの部屋があり、その前にプレートも掲げられている「...

10 客人卒業

「ただいま~~。」「お帰り。」家に帰ると、普通に類さんがいるもうすっかり我が家に馴染んでいる姉ちゃんがバイト帰りに連れてきてから約半年が経った初めの頃は勉強を教えるという理由だったが、今ではフラッと来ることもあるこうして姉ちゃんが居ても居なくても、、そして夕食を食べて帰っていく何がこの家にあるのか?断然自分の家の方が寛げるはずなのに、、と思ってしまうまあ無い物ねだり?僕にとっては、自分の部屋が欲し...

24 社長との対面

「社長第五秘書に任命されました、牧野つくしです。 よろしくお願いします。」入ると同時に頭を下げ、自己紹介をするつくしその姿勢は、ピタリと30度背筋が伸び、両手は前に組まれとても綺麗な所作だ「宮本。 下がってくれ。」「畏まりました。」案内した第一秘書の宮本はお辞儀をすると、その場から退出するそしてパタンとドアが閉まった音がするそれをつくしは、30度のお辞儀をしたまま聞く「顔をあげなさい。」「はいっ。...

9 『さん』

無事大学生になった姉ちゃんその頃からか?『花沢類』呼びから『類』へと呼び方が変わった単なる僕の思いなんだけど、、男性を名前で呼ぶってどう?彼氏ならわかるよ?彼氏ならねでも花沢さんは、友達だよね?それとも彼氏になったわけ?う~~~ん、、そんな話は聞いていないから分からない、、しかも聞きにくい話だし、どうなんだ?「ただいま~~」「お邪魔します」あっ、姉ちゃんと花沢さんが帰ってきた今日もバイトの迎えに行...

23 辞令

一年後、、つくしは花沢物産の入社式に居たそのつくしの視線の先には類の姿があると言っても大きなスクリーンに映し出されたものだフランス支社から新入社員に対してスピーチをしている時差の関係から、事前に収録した物と分かるが、その胸にはつくしが渡したボールペンが見える二人は今も時々SNSで連絡を取り合っていると言っても近況報告のような物花沢物産に内定をもらった時は、『日本で就職することにしました』と報告すれば...

8 エスパー

大学生になって勉強に困らないように勉強を教えるという花沢さん「大学生になってなかなか牧野に会えないしさ。 高等部にもちょくちょく行っていたんだけど、外で勉強するのも寒くなってさ。」一学年上の花沢さんは既に大学生高校生と大学生では同じ英徳でも校舎は全く違うだろうでも、、外?と言う事は、大学進学が決まった頃から外で英語を教えていた?「外ってどこで?」「高等部の非常階段」非常階段?そりゃ寒いよでもなんで...

22 別れの前

美作邸での楽しい時間もお開きとなった類「牧野。 送っていくよ。」つ「ありがとう。」総「じゃあまたな。」桜「花沢さん、お仕事頑張ってくださいね。」あ「またな類! 牧野!!」三人に見送られ、類とつくしは花沢の車に乗ったつくしはすぐにカバンの中から、小さな小箱を取り出す「これ誕生日プレゼントなんだけど、、」「ありがと。 開けても良い?」「うん。」開けると中からボールペンが出てきたそれはブランド品でかなり...

7 理由

花沢さんは、野菜炒めを完食したそれには、びっくりした姉ちゃんが食器を洗っている間、コソッと謝っておく一応ママもいるし、大声では言えないから「あんな料理でごめん。」「ん? あぁ、野菜炒め?の事?」「うん。」「美味しかったよ? 野菜本来の味がしてさ。 それに塩コショウが絶妙だったし。」それが思いやりだとしても嬉しい何より完食してくれたことが嬉しい口に合わないとか言って、途中で食べるのをやめることだって...

21 ケーキ

あ「悪りぃ、、遅くなった。」総「牧野! 桜子! 待たせたな!」類「遅れた。」三人は入ってくるなり、つくしと桜子に謝罪するだが二人にはその理由は何となくわかるF3の卒業式これで接点が途絶える人たちが沢山いるその人たちが最後の接触を図った事ぐらいそして、あきらと総二郎は愛想よく手を振り、類は無視を決め込んでいたのだろう桜「さっ、座ってください。 乾杯からいたしましょう。」桜子は、サッと立ち上がるとつく...

6 ホッと出来る存在

キャベツの芯を咀嚼する花沢さんすごく綺麗な所作に、思わずここが高級レストランであるような錯覚を覚える同じ料理でも、食べ方次第で高級料理に見えるってすごいその点、、、姉ちゃんは、、、進は類からつくしへと視線を移すそこには、大きな口でパクッと頬張り、まだ口の中に入っているにもかかわらず、更にご飯を放り込んでいる姉の姿はぁ、、、と内心ため息が出るこれが普通なんだろうけど、なんで花沢さんを目にしても普通で...

20 卒業式

今日は類の卒業式そこで類の誕生日会とF3の卒業祝いをすることになっていると言うのも、お茶の稽古の時に総二郎に尋ねられたことがキッカケだ「類の奴、いつからイタリアへ行くんだ?」「卒業式が終わって三日後だって。」「そっかぁ。 じゃあ当分帰国しねぇのかなぁ?」「さあ?」「さあって、お前なぁ。」「だって聞いてないもん。」「じゃあ卒業式の後に卒業祝いをやろうぜ! おっ、そうだ! その時に類の誕生祝いもすれば良...

5 謙遜

僕も、母さんも花沢さんに注目だその花沢さんの隣で、姉ちゃんは暢気にキャベツの葉っぱの部分を口に入れているあのさぁ、、なんで花沢さんのお皿に太い芯のあるキャベツを入れたわけ?なんで姉ちゃんが柔らかそうなキャベツの葉を食べているわけ?普通、反対にしない?というか、わざと花沢さんに芯の部分を選んだとしか思えないんだけど?「ん。 歯ごたえがあるね。」「あ~~。 キャベツはね、芯をよく噛むことで歯を強化する...