FC2ブログ

Welcome to my blog

さくらいろ

40 類とつくし

ない! ない! ない~~!!どこにもミサンガがない!一体どこに落としたの?とりあえず帰りにチョコを買った百貨店によってみようあっ、その前に社内のゴミ箱を漁る?と、四つん這いになったままの状態で、アレコレ考えていたバタンッ!すると、ドアが開いた音が聞こえたやばいっもう高橋さんが帰ってきた「あっ、終わりました? すぐに片付けに行きま、、」あたしの声は、そこで止まった声だけじゃなく、体もフリーズしたよう...

25 今だけは、あかの他人

無事花沢物産の内定を貰えてから数日後の土曜日朝から類さんが来た「おはよう。」「ん? 類さん?」今日は姉ちゃんとデートだろうか?その割に、姉ちゃんは至って普通の格好だけど、、「類さん。 今日はデート?」「ん~~。 そうなるかな?」微妙な返事それより、付き合い始めたんだろうか?とりあえず小声で聞いてみよう「姉ちゃんと付き合い始めた?」すると類さんはニコリと笑みを見せるどっちなんだ?とは思うけど、否定し...

39 !!!!!

つくしは、社長室で類の予定表を見ていたそろそろ会議が終わる時間この後すぐに帰宅し、明日改めて出社することになっている時差もある事だし、今日はまっすぐ帰宅するはずせめて一目でも見たいのだが、今からコッソリ一階へ降りようか?広いエントランスの隅の方なら気づかれないはず一応、定時は過ぎている決してサボりではないと、自分に言い訳をしながら立ち上がったそして部屋を出ようとしたところで、自分のセキュリティーカ...

24 お土産

類さんが再び我が家へ来てくれるようになった既に社会人になった類さんは、スーツ姿でひょっこり顔を出すことが多い今日もそうだ「こんばんは。」「あっ、類!」「まあ、類さん。 いらっしゃい。 どうぞ。」今日もスーツ仕事帰りなんだろうそれにしても、、男の僕でさえ見惚れる程カッコいいたぶん、、有名メーカーのスーツなんだろうけど似合ってるそれに足が長い、、これ、、オーダーメイドなんじゃない?その辺で売っているよ...

38 会議

二日後、、重役室は秘書たちがソワソワしていたその理由はつくしにも分かる類が来るからだつくしは会議室の準備を終えると、さっさと社長秘書室に帰ろうと思っていたすると、重役の一人がつくしを呼び止める「牧野さん。 君は会議には出席しないんだったな?」「はい。 高橋が出席します。」「じゃあ悪いんだが、ちょっと買い物に行ってくれないか?」「良いですけど、何を買ってくるんですか?」「あぁ。 バレンタインチョコな...

23 就職先

姉ちゃんが道明寺さんと別れた!!でも、、類さんと付き合い始めた、、とは言わないなんで?でも類さんの会社を受けるって事は、望みがないわけじゃないんだよね?現にこうして類さんを連れてきているし、、類さんはニコニコしているし、、「まあ道明寺さんのお母様とは話が全く合わないし、あの人って私たちをバカにするし、つくしも苦労するかも?と思っていたのよ。」確かに凄い人だった別れさせるために、大金を払うと言うんだ...

37 日本出張

年が明けた1月末類は田村を呼ぶ「田村。 日本ではバレンタイン商戦が佳境だと思うんだけど、うちの輸入商品の展開とか実際に見てみたいんだ。 それにまだ日本の重役たちにも面と向かって挨拶をしてないだろ? いつもWeb会議だしさ。 ちょうどいい機会だし、スケジュール調整をして日本出張を組んでくれない?」至極まともな理由を告げ、なんとか日本へ行けないかと問うもう学生ではない仕事の兼ね合いを考慮し、少なくとも仕事...

22 宣言

姉ちゃんが大学三年の冬久しぶりに類さんを連れて帰ってきた「まあ類さん。 お久しぶりです。」「ご無沙汰しています。」なんとなく母さんの声色が嬉しそうに聞こえるのは僕だけだろうか?もちろん、ぼくは嬉しい!「類さん! いらっしゃい。」「進。 久しぶり。」「久しぶり!」久しぶりに見る類さんは、以前より少し男らしくなったように見える単に年齢を重ねただけじゃなく、、何て言うんだろう?自信がみなぎっている?「マ...

36 何故俺?

社長夫妻が、二人を見守るスタンスである事を知り、総二郎はホッとした「だからね。 あたしから類にアタックするよ! 今まで類の方から告白してくれた事はあっても、あたしの方から告白したことは無かったから。」やっとか、、やっと二人の時が進み始めるのか、、社長夫妻の言葉や行動が、後押しになったんだろうな「あぁ、そうしろ! もし振られたら、こうして食事を奢ってやっからよ。」「うん。 あれから時間が経ってるし、...

21 ダイヤの指輪

今日も姉ちゃんは婚約指輪を見ているそれは決して嬉しそうな表情ではない入院時に突然道明寺さんが来たのは三日前の事僕と類さんがその場を離れ、二人っきりになったときに指輪を貰ったらしいその時のやり取りは僕にはわからないただ、、病室から道明寺さんが出てきて「類。 俺はもう行くから、あとは頼むな。」「あぁ。 それよりもう少しマメに電話をかけてあげたら?」びっくりしたまさか類さんが助言するなんて、、でも言わず...

35 ツリー

クリスマスが近づいたつくしは仕事の帰りにあの場所へ向かうそこは、バイト帰りに類と言った場所だ降り立った駅から人目を惹くイルミネーションは相変わらずだが、あの頃と何か違うように感じる確かに以前よりも豪華になっているのは間違いない青いLEDで彩られているところも一緒あの時は、幻想的に見えたものが、今は寂しさを助長する類が居ると居ないのとではこんなに違うんだ、、と改めてつくしは思うゆっくりと歩を進めると、...

20 僕の思い

病室の外にある長椅子に類さんと並んで座る類さんの表情は暗い先ほどまでの心配顔とはまた違う「類さん。 姉ちゃんと何かあった?」「ん? 別に?」「でも、最近全然僕ん家に来ないじゃない? 以前はよく来てくれたのに。」「あぁ。 うん。 俺は単なる親友だからね。 あまり入り浸るのもおかしいかな?と思ってさ。」やはり何かあったんだ今までも親友という立ち位置で僕の家に来てくれていたでも、それすらも考えさせられる...