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ハニートラップ<完>

10-1

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滋と桜子は、新しく出来上がった手を持ち、英徳へ向かった
今日は珍しく、4人が大学に集まるという
そこで、ラウンジで落ち合う事にした
 
まず入ってきたのは、、、あきらだ
あ「おっ、、サンキューな。
  これをお守り代わりとして、イメージトレーニングをしてから、
  牧野に告ってみるよ」
と嬉しそうに笑いながら、滋から箱を貰う
 
(そんなものをお守りにする時点で、あきら君の負けだよ)
(いつまでイメージトレーニングされるおつもりですか?
そんな事ですから、花沢さんがあっという間に物にされたんですよ)
 
すると次に、総二郎が入ってきた
総「やっと届いたのか!一応、貰っといてやるよ!お前らの詫びの品出しな!」
と言いながら、嬉々として受け取る
 
(詫びの品って言うけど、かなり待ち遠しい品だったんでしょ?)
(一応、、とおっしゃいますけど、、かなり待たれていたんですよね?)
 
総二郎は、ちらりとあきらを見る
総「お前、、それ使ったのか?」
あ「いや、、俺は、お守り代わりだよ」
 
(ふん、、良く言うぜ!お前の夜の必需品なんだろ?)
(お前も、これの虜なんだろ?)
(バ~カ! 俺はこれから牧野とたっぷりやれるんだから、これは必要ねぇよ)
(おあいにく様。 牧野は俺のもんなんだよ!
お前はこの手で、一人虚しく抜けばいいんだよ!)
と、目線での攻防戦が始まった
 
(それ、、二人とも虚しいやり取りにしか見えないんだけど?)
(虚しい争いですね。その先輩は、既に花沢さんの物ですのに)
 
そこに司がやってきた
司「おっ、、それか! 今度は、完全防水の上、摩擦も大丈夫なんだろうな?」
滋「うん、、、もちろん。
  でもその分、手の柔らかさが、多少固くなったんだって」
と言いながら、箱を差し出すと、それを素直に受け取る
 
司「サンキューな」
(この際、多少の固さはしかたねぇ。問題は防水と摩擦力だ)

桜「それに摩擦に強くする為に、ゴム部分を厚くしましたので、
  前回より一回り大きくなったそうです」
司「そうか、、まっ仕方ねぇなぁ」
 
(そっか。 一回り大きくか。 まっ仕方ねぇな)
(お前、、完全にこの手でやりまくってねぇか?)
(まあ、チェリーボーイのお前には、初めて他の奴に抜いてもらう感じか?
でもそれがロボットの手で、良いのか?)
 
滋「でも司~。それを握って寝るだけって言ったよね?
  防水や摩擦って関係なくない?」
 
(へぇ、、こいつそんな言い訳を? ほんと単純だよな。 俺みてぇに、さりげない理由を言わねぇと、ぼろバレだぜ?)
(もろバレなんだよ!俺みてぇにもっとマシな事を言えよな)
(ほんとこの三人って、まともな言い訳って言えないかなぁ?)
(道明寺さんをバカにしたような視線を送っていますけど、お二人とも十分バカだと思いますけど?)
 
(やべぇ。これを使っている事がもろバレか?少しは誤魔化さねぇと、俺のプライドと言うか、イメージがズタズタじゃね?
司「バカやろ~! 寝ているときに、雨漏りするかもしれねぇだろうが!」
 
(お前の部屋は、一階だろうが!)
(雨漏りじゃなくて、司の下半身の先走った物って事でしょ?
あっ、発射した物って事かもね)
 
司「それに、、寝ているときに、布団にこすりつけるとか、、だな~」
 
(布団じゃなくて、この手にこすり付けてんだろうが!)
(どこまで馬鹿正直なんですか! 真面目に反論しないでください。
皆さん、既に知っていますから)
 
そこへ類が入ってきた
そして空いているソファーにストンと座るが、滋と桜子は何も言わない
それどころか、箱を差し出さない
 
総「おい類! お前は貰わないのか?」
類「何を?」
 
あ「何、、って、、」
司「お前も、滋の別荘へ行ったんだろ?」
 
類「ん、、行ったけど?」
F3は、どういう事だ?と、互いに顔を見合わせる
 
総「その時、、こいつらのイタズラに引っかかっただろ?」
類「あぁ、、精巧なロボット?」
 
あ「そうだよ、、あれリアルだったよなぁ」
類「まあね。でもすぐにロボットって気付いたしさ」
その言葉に、三人は驚きを隠せない
 
(まじで?)
(嘘だろ?)
(あれ、、本物の牧野だったぞ?)

類「良く出来ていたよね。
でも牧野の唇より少し硬かったし、胸の柔らかさも微妙に違う。
それにさぁ、左胸の下と右太腿に、ホクロが無かったしね」
その言葉に、三人は唖然とした表情をする
 
総「おい、、」
あ「それって、、」
司「まさか、、」
 
そこへつくしが入ってきた
 
つ「うわっ、、皆、勢揃い?」
そう言いながら、類の横にちょこんと座る
 
すると滋が、真っ先につくしの左手薬指に気が付いた
 
滋「つくし、、その指輪、、」
つ「あっ、うん/// 類に貰ってね。
  ほらっ、これから海外出張が増えるでしょ?
  だから少しでも寂しくないように、、って」
 
その言葉に、F3は目を見開く
(おい、、それって、、それだよな?)
(お前、、何時の間に類と?)
(マジかよ!そんな素振りも無かったぞ?)

桜「綺麗な指輪ですね。それを左手薬指に填めるという事は、、」
つ「あっ、、まだ婚約とか結婚って事じゃないんだよ? 
  ただ虫除けになるからって」
 
桜「虫よけですか、、」
そう呟きながら、F3を見る
(さすが花沢さんですね。ここに来て、隠す事無く公表する事で牽制ですね
お可哀想に、、御三方は放心状態ですよ)

滋「しっかり虫除けになるね」
と、滋はにやりとしながらF3を見る
 (はい、、残念でした。つくしは既に類君の物でした!
悠長な事をやってるからだよ。 元々二人は仲が良かったんだから、危機感を持ってアタックしていないからだよ)

そのつくしの言葉と表情を、F3は信じられないと言う眼差しで見ている
 
(お前ら、、何時の間に? それに何で俺に報告しねぇんだ?)
(お前ら、、既にそう言う関係って事か?
牧野、、お前の鉄パンはいつ脱いだんだよ?類の鍵で脱げたって事か?)
(お前ら、、どういう事だ?友達以上恋人未満って言ってたよな?
それがいつの間に、恋人に昇格してんだよ)

類「あっ牧野! 花沢物産から内定貰っただろ?」
つ「ほんと?まだ通知は届いていないんだけど、、」
 
(花沢物産!!道明寺も検討するって言ったよな!!自分の目で検討するから、何もするなって言ったよな!!)
(おい! 何時の間に花沢に決めてんだよ! 俺んとこの事務所も検討するって言ってなかったか?)
(何時の間に?色々な会社を見てから決めるって言ったよな? 美作商事は見てくれなかったのか?良い会社だっただろうが!)
 
類「郵送の関係で遅れているのかもな。それより腰は大丈夫?
  あんた昨日、なかなか起きれなかっただろ?」
つ「やだっ/// こんな所で////
 
(さすがだね、、類君。 怒涛の攻撃で、三人に最大限のダメージを与えてるよ)
(凄いですね、花沢さん。 ここに来て、隠す事無く二人のラブラブ度を示されるなんて。既に御三方は、意気消沈されていますのに、、トドメを刺す訳ですね)

類「じゃ、二人っきりになれる所へ行こうか?」
つ「あっ、この指輪のお礼にお弁当作ってきたの」
 
(つくし、、この状況分ってる? 三人が、放心状態だよ?
少しは気付いてあげて、何か一言言ってあげたら?)
(先輩、、既に花沢さんしか見えていませんね。 
お可哀想に、御三方は既に視界にも入られていませんね)

類「サンキュー、、じゃ行こうか、、」
と二人は立ち上がる
 
類「じゃ、、またね」
つ「滋さん、、桜子、、またゆっくりお茶しようね」
 
(良かった~。 類君、私達がやった事、つくしに内緒にしてくれてる)
(これからも先輩とお茶が出来る幸せ、、
花沢さんのご機嫌が直られて良かったです)

滋「うん。またお茶しようね」
桜「はい、、ゆっくりお話いたしましょう」

類「その弁当持つよ」
つ「ありがと」
類は、片手に弁当、もう片手につくしの手を取り、二人仲良くラウンジを後にした





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