FC2ブログ

Welcome to my blog

花沢類という男<完>

40  ④

2
 
ゆっくり風呂に浸かり、念入りに体を洗い、シャンプーをした
 
前回は、まさかあんな事するとは思わなくて
ただアロマキャンドルに癒されていたけど
 
今回は大丈夫、、体も念入りに洗ったし
あっ、、ボディローションは、つけるの止めようかな?
 
だって、前回身体中に、キスしてくれたから/////
きゃっ、、何考えてんのよ、、、私ったら/////
 
下着は? やっぱり、付けとくよね?
すぐ脱ぐかどうかわからないし、、、
ん、、、一応一番お気に入りを、身に付けとこう
 
べっ、、別に、勝負下着って訳じゃ無いのよ////
お気に入りってだけで、、、って、、さっきから、誰に言い訳してるのよ、、、もう!!
 
後は、髪を乾かせて、、、と、ドライヤーで髪を乾かせながらも、
葉山さんとした長いキスや、誕生日の時の初体験の事を思い出し、
顔が赤くなりながらも、幸せな気分でいた
 
そして、その上にコートを羽織り、明日の着替えの服と下着をバックに詰める
今日は、葉山さん家に泊まるから
明日、ここに帰宅するのは昼頃になるかも知れない
 
ふふっ、、男の人の家に泊まるのって、、初めて////
あっ、、前回泥酔した時に、泊まったっけ
 
でも、あの時は、服着てたし、何も無かったし、
でも今回は、、、きっと裸だろうし////、、って、、何、想像してるのよ////
って、、いけない、、葉山さんが待ってる
 
部屋の暖房を消し、電気も消していく
そしてお泊りバックを持って、家を出た
 
歩く事、、、5歩、、、
足が宙に浮いている感じで、、スキップしている感じ?
あっという間に、葉山さんの玄関に着く
 
心臓はドキドキするが、初お泊りと言う事で、自然に顔が笑ってしまう
そして、インターホンを押した
 
 
 
ピンポーン
 
インターホンを押した後も、寝巻、、これで良かったかな?
前ボタンの方が良かったかも、、、だって、、脱がせやすい?
と、葉山さんが出て来るまで、自分のパジャマや下着の事ばかり考えていた
 
ガチャッ、、と、ドアが開き、葉山さんが顔を見せた
つ 「こんばんは、、、遅くなりまして、すみません」
 
こんな言い方って、、リベンジ待ってました、、って印象に聞こえないかな?
と、ドキドキしながら、部屋に入れて貰うのを待っていた
ところが葉山さんは、私を招き入れるどころか、入り口の前で塞ぐように立っている
 
つ 「あの?」
類 「牧野さん、、、ごめん、、、ちょっと、、、」
(ごめん?)
 
すると部屋の中から、男性の声が聞こえる
総 「女は、身体を武器に、男を寝取る最低な生き物だな!
   まあ、試したくなる気持ちも分るけど、それはあくまで遊びの範囲であって、本気になるなよな
   そもそも、こっちの事を考えれば、身体の関係なんか、持てるはずなんかねぇのによ!
   ホント、、自己中な奴だぜ!!」
と、怒りを含んだ声が聞こえる
 
その声に、ハッと葉山さんを見る
(あの声は、、、専務? それに、、あの言葉は、私に向けて言ってるの?)
 
それを裏付けるように、葉山さんもマズイ、、と言う顔で私の方を見た
(ヤバッ、、総二郎のお家騒動の話が、聞かれたかもしれない)
 
焦りと同様から葉山さんは手にしていた雑誌を、バサバサッと落した
その雑誌が、丁度、、男女の絡み、、男性同士の絡みのページを開いている
それも、フルカラーで、結合部分がアップになっている
 
(何? この雑誌、、、これって、、、)
(ヤバッ、、よりによって、何てページを開いてんだよ)
 
私は、ゆっくり屈み込み、その雑誌を手に取ろうとするが、
それより先に、葉山さんがその雑誌を拾い、丸めている、、、が、、、
私の目には、裸のマッチョな男性が、セクシーポーズで立っている姿が、ハッキリと見える
 
類 「ごめん、、、俺から誘っておきながら、、、急な来客があってさ」
(分ってる、、、専務、、ですよね)
 
類 「込み入った話があるようで、、、すぐに帰ってくれなくて」
(分ってる、、私との事で、かなり怒っているんだ、、凄く怒鳴っていたもの)
 
類 「ごめん、、、大切な奴だから、、、無碍に出来なくて」
(分ってる、、、私の事より、大切な人なんでしょ? 
だって、私より先に、好きになった人なんだから
元々、私の入り込む余地なんかないのに、、、一人浮かれて、、本気になって)
 
類 「ほんと、、ごめん、、、また明日、牧野さん家に行くから、、ごめん」
深々と頭を下げる葉山さん
 
(泣くな、、、、ここで泣くな)
今にもこぼれ落ちそうになる涙を、必死でこらえる
 
その間にも、室内から葉山さんを呼ぶ声が聞こえる
総 「お~い、、どこ行ってんだよ、、、ちゃんと話を聞けよ!!
   後で、お前の話も聞いてやっからよ~」
 
類 「すぐ行く」
部屋に向かって叫ぶように大声を上げた後、困惑した顔で私を見る
(私が早く帰らないから、葉山さんが、こんなに困った顔してるじゃない)
 
類 「ほんと、、ごめん」
つ 「いいえ、、、早く中に入って下さい」
(泣くな!! しっかり声を出せ、、震える声はダメ)
 
類 「ホントごめん、、、明日」
つ 「あっ、、明日は、私も出かけますので」
(もう来ないで、、、もう会いたくない、、会えば、引き摺ってしまうから)
(そっか、、、どこか出かける予定でもあるのか、、、)
 
類 「じゃ、、、明後日、、、」
つ 「葉山さん、、待たせちゃ悪いですよ? 
   何か怒ってるみたいですし、早く入って下さい
   おやすみなさい」
(もう誘わないで、、、期待してしまうから、、、もう二度と、誘わないで)
 
類 「えっ? あっ、、、うん、、、ごめん」
(俺が誘っておきながら、男友達の方を優先する俺の事を、何も聞かずに、気遣ってくれて、、今度、必ず埋め合わせしよう、、)
 
つ 「もう良いですから、、、」
類 「ほんとにゴメン、、、じゃまた、、、おやすみ」
 
つ 「おやすみなさい」
その声を聞き、葉山さんは静かにドアを閉めた
そして、ガチャガチャ、、、と、カギをかける音が聞こえる
 
(今のこの状況が、私と葉山さんの関係を、物語っているみたい)
 
頑丈に鍵を掛けられたドアに、コツンと額を付ける
ポタッポタッ、、、
涙が地面を濡らしていく
 
(葉山さんの前で、泣かなかった自分を褒めたい、、、
 涙も、女の武器だと、思われたくないから、、、)
 
ポタッポタッ、、、
涙が次々と零れ落ちていく
 
一歩も動く事が出来ず、そのまま涙が涸れるまで、静かに泣き続けていた
 
 
 
 
 

関連記事
スポンサーサイト



2 Comments

There are no comments yet.
管理人のみ閲覧できます

-  

2018-04-27 11:44

このコメントは管理人のみ閲覧できます

EDIT  REPLY    
りおりお
Re: ノエ様

りおりお  

2018-04-27 13:12

頑張っております
是非楽しんで下さいね

そして、、
こうしてリアルで公開(ヤフーの時に公開した日付では無く、今現在の日付と時間での公開)すると、、なんと一日30件しかアップ出来ない!
今までは、ヤフーの時の日付で公開していたので、幾らでも公開出来ていたのに、、、

とりあえず、チマチマと修正だけでも進めております
是非、昔の作品ですが楽しんで下さいね

EDIT  REPLY    

Leave a reply