FC2ブログ

Welcome to my blog

❤献上作品❤

甘いモノ・・・その後3

8



「出来ちゃったかも」

青白い顔でぽつりと呟くつくしに、類は目を丸くする

何をどう勘違いすれば、こういう発想に?
それに、きちんと避妊はしているんだけど?
だって、仕事が忙しいと言うし、一応花沢に就職してるしさ

でも、俺の秘書じゃないし、営業職と言う若い男達に混じっての仕事で、何度も避妊を止めようか?とも思ったけどさ、、

けど、牧野がそう思っているなら、話を合わせようかな?
なんか、、
俺の落ち度っていうか、失敗したような感じでちょっと嫌なんだけど、、

「昨夜、かなり激しかったし、俺も夢中になりすぎたし、、」
「うん/// かなり//// それに危険日だったのよ」

それぐらい知ってるよ
『今日は女の子の日だから』って断られる時もあるし、そこから計算して昨夜は危険日かも?と細心の注意を払ったしさ

凄いと思わない?
あの興奮状態の中でも、理性を失わないんだからさ

でも、ここまで勘違いされたら畳みかけるよ!
覚悟しな!!

「俺は、出来ても良いと思ってるけど、牧野はまだ仕事がしたい?」
「えっ?」

「だってそうだろ? 赤ちゃんが出来たら、普通喜ばない? 
俺は、凄く嬉しいけど、牧野は困った顔してるしさ」
「そっ、、そんな事ないよ? 類の赤ちゃんだもん、、嬉しいに決まってる」

だよな?
それを聞くことが出来て、何気にホッとした
本当は、日にちをずらしてプロポーズしようと思っていたけど、今やらないと男が廃るよな?

総二郎の後って所が嫌だけど、仕方ないか、、

「牧野、、俺、あんたが好きだよ? 高校の頃から今もずっと、、もちろん、この先もずっと」
「あっ//// ありがと」

「そんな中で、これは良い機会なんじゃない? それに俺自身が一人っ子で、しかも両親が仕事に奔走され寂しい幼少期を過ごしたせいか、自分の子供にはそんな寂しい思いはさせたくないんだ。 仕事にやりがいを感じている所申し訳ないんだけど、きっぱり辞めて、俺と子供と幸せで楽しい家庭を築いてほしんだけど、、ダメかな?」

何気に、仕事を辞める事まで畳みかけるように告げたけど、
これが俺の本音
今までなかなか言い出せなかったけど、このチャンスに言わせて貰うよ

つくしは、ゆっくり首を横に振る

「ダメじゃない。 私もそうしたいと思ってる。 類の妻ともなれば、片手間で仕事が出来るとは思っていないし、子どもは愛情を込めて育てたいと思ってる」

よしっ!!
上手くいってるんじゃない?

「じゃ、そうしよ? 改めて言うよ? 俺と結婚して? そして、明るい家庭を築こう?」

類はとびっきりの笑顔で告げる

牧野の好きな笑顔
この笑顔で、拒否られたことは今まで一度も無い!!

その笑顔に、つくしはポッと頬を染める

「//////うん」

よしっ!!
プロポーズ成功!!

すると、周りから拍手が贈られる
つくしは、ここがまだカフェ内だった事に、今気が付いた

「あっ////」
「皆に祝福されたし、幸せになろうな」

クスッと小さな笑いと共に告げる言葉に、つくしは照れながらも何度も首を縦に振る

良かった
まあ、、総二郎の二番煎じになったけど、、その総二郎は既にここに居ないし、プロポーズも聞かれていない
まあ、、良しとしよう




この夜もつくしと愛し合う
もちろん、避妊など一切せず、思いの丈をそのままつくしの身体の中に放つ

「愛してる」の言葉と共に


これで本当に妊娠するかどうか分からないが、出来ても出来なくても、早く式を挙げ籍を入れよう
子供は授かり物だし、俺がつくしと幸せになりたいから

それにしても、あんな薄いゴムがあるのと無いのとでは、ここまで違う?
やばいくらいで、いつも以上に張り切ってるんだけど、、
あっ、、やべっ、、また出そう

もう何度目かの絶頂を迎えるつくしの最奥に、数回に分けて愛を放つ
はぁはぁ、、と息の荒いつくしの頬に貼りついた髪を除けながら、その耳元に囁く

「幸せになろうな」
「うん」

小さな声だが、しっかりと返事をするつくしにキスを贈る
それは、今日見た総二郎達の様な甘いモノ

そのキスを、額、頬、鼻頭にチュッと音を立てながら落としていくと、つくしがクスクスと笑い始める

「くすくす、、こそばがゆい」
「くすっ、、そう? でも意識がはっきりしてきたんなら、そろそろ動くよ?」

あんたの中に放った後も、すぐに回復するんだよな
俺って、こんなに凄いとは知らなかった
新たな発見ってやつ?

「あっ、待って」
「ん?」

つくしは、類の首に腕を回す

「愛してるし、類を幸せにするんだからね。 もう逃げられないんだから」

その挑戦的な言葉に、類も笑みを漏らす

可愛い奴
そんな事言われたら、、朝まで寝かせられないって分かって言ってる?

「くすっ、、逃げる訳ないだろ? 俺はもうずっと、あんたに囚われているんだから」
「あたしも囚われてるよ? もうずっと前から」

類は、嬉しくなる言葉を紡ぐつくしの可愛い唇を塞ぐ
そして甘い甘いキスを落とす

それは、蕩けるような甘いキス

そうしながら、ゆっくり腰を動かし始めた

きっと、そう遠くない間に、コウノトリがやって来るだろうな
明日にでも、両親に電話を入れて牧野家にも挨拶に行こう

あっ、牧野の仕事も3月いっぱいで辞めて貰って、暫くは二人で過ごせるマンションで、甘いひと時を過ごそうかな?

そして総二郎に報告か?
まさかのプロポーズかぶりだけど、挙式まで被ったらシャレにならないし!



この日を境に、このカフェは更に人気が高まった
特にカップルで訪れ抹茶ケーキと抹茶オーレを頼みプロポーズをすると、幸せになれると言う噂が立ち、カップルの聖地とまで言われるようになった







関連記事
スポンサーサイト

8 Comments

There are no comments yet.
管理人のみ閲覧できます

-  

2018-04-04 09:23

このコメントは管理人のみ閲覧できます

EDIT  REPLY    
管理人のみ閲覧できます

-  

2018-04-04 10:07

このコメントは管理人のみ閲覧できます

EDIT  REPLY    
りおりお
Re: ノエ様

りおりお  

2018-04-04 10:07

つくしちゃんの誤解を解くのではなく、それを利用して畳みかけました
やるねぇ、、類君

もし類君の秘書をしていたのなら、仕事を続ける事は了承したのでは?
だって、ずっと24時間一緒に居られる訳ですから(笑)

類君に愛されているつくしちゃんが、羨ましい限りです

さて、、誤字の報告ありがとうございました
修正しました
最新って、どんなんだよ(笑)

こんな感じで、確実に一話に一か所は誤字脱字が隠れています(笑)
隠すつもりはないんですが、何故か紛れ込み、気付かないんです(笑)

今後も、気付いたら教えてくださいねぇ
ありがとうございました

EDIT  REPLY    
管理人のみ閲覧できます

-  

2018-04-04 10:33

このコメントは管理人のみ閲覧できます

EDIT  REPLY    
りおりお
Re: ゆきり~様

りおりお  

2018-04-04 11:04

つくしちゃんの誤解に、乗っかる事にした類君
ここで畳み掛けないと男がすたる?
と言うより、類君が早く自分の物にしたくて仕方なかったから、これ幸いと言った感じでしょう
総ちゃんでは無いですが、ここが一期一会ですよね

突然のプロポーズに、つくしちゃんからは嬉しい返事
そりゃ、この店はカップルの聖地になってもおかしくは無い
店側も、嬉しい悲鳴を上げるのではないでしょうか?

さて、、無事プロポーズに成功した類君、、
これからどうするんでしょう?
もちろん、類君の行動は早いですよねぇ

って事で、明日もお楽しみに

EDIT  REPLY    
りおりお
Re: キャ~様

りおりお  

2018-04-04 11:06

甘いですよねぇ
まあ、タイトルが『甘いモノ』ですから、甘々で行きましょう(笑)

それにしても、類君上手く畳みかけましたね
つくしちゃんに、考える余裕を与えません
あたかも、昨日は失敗しちゃった、、と肯定し、一気にプロポーズへ持ち込みました
もちろんこの後は、ダッシュであれやこれやと根回しを進めるでしょう

やる時はやる子!
それが花沢類ですから(笑)

EDIT  REPLY    
管理人のみ閲覧できます

-  

2018-04-04 12:45

このコメントは管理人のみ閲覧できます

EDIT  REPLY    
りおりお
Re: り~様

りおりお  

2018-04-04 14:44

類君、、しめしめでしょうか?
つくしちゃんの誤解を解くのではなく、チャンスとばかりに畳みかけました

それにより、見事OKを貰い、ウキウキしています
まあ結果よければ全て良しですよね

総ちゃんの二番煎じは嫌だけど、、仕方ないと割り切りましたね
一期一会だったんですから(笑)

EDIT  REPLY    

Leave a reply