花沢城物語〜変身〜
こちらはGPS様の『花沢城物語~あのっ!僕ここですっ!!』の続きとなります
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是非楽しんでくださいね
カメレオンを見た夜、つくしは興奮状態だった
「凄いよねぇ。 あんなに変わるんだよ? あっという間に、パッと変身するんだよ?」
そりゃカメレオンなんだから、、と思う物の、先程からカメレオンの話ばかりするつくしに、類は少々いじけている
確かに凄かった
あれ、ハエが飛んでこなかったら、今もハイビスカスにくっ付いていたのかと思うとゾッとする
それにさぁ、、
なんで司や西田さんや田村の前で、つくしはあんな声を出したんだ?
『あっ❤、、あ❤、、あ❤、、』
あの声は、俺と二人っきりの時に出すものだろ?
それなのに、、あいつらに聞かれるなんてさ、、
はぁ、、
一生の不覚
それにさ、変身って珍しい事でもないだろ?
俺だって毎日変身しているんだからさ!!
「つくし! カメレオンの話はおしまい!」
「ごめんごめん。 でもね、凄いと思うでしょ? 変身するんだよ!!」
「変身ならいつも見てるじゃん。」
「えっ? どこで?」
「この部屋で! あっ、風呂場でも見た事あるし、バルコニーでもあるかな。」
「へっ? この部屋で? どこかにカメレオンがいるの?」
「カメレオンじゃないけど、、つくしの大好きな物!」
「大好き?」
つくしは頭を捻る
変身する大好きな物が全然思い浮かばない
「ほらっ、だんだん変身してきたし。 注意深く見てごらんよ。 何なら近くで見る?」
「うん。 どこどこ?」
つくしはキョロキョロと周りを見渡す
そんなつくしの手を取り、自分の変身部分にそっと当てる
「ほらっ、ここ!」
「//////」
途端真っ赤になるつくし
確かにそれは変身中と言えば変身中だ
しかも、現在進行形で、だんだんと完全体になってきている
「よく見たいんでしょ? どうぞ! あっ、もちろんつくし限定だからさ。」
「いや、、この変身を見たい訳じゃ////」
「それに、つくしなら触ってもOK❤ 心ゆくまで触って見る?」
「/////バカ❤」
「って事で、責任とってよね。 あいつらにあんな声を聞かせてさ。 あれは俺だけが聞く事の出来る声なのにさ。」
「へっ? 声って何?」
と言うつくしの唇を類が塞いだ❤
コンコンコン♪
「類様、夜分遅くに失礼……はっ!!」
「きゃああぁーっ!、田村さんっ!!」
「………………むぅ」
なに💢こんな時間に入って来るなんて!
ムカッとして振り向こうとしたけど……不味い。俺、今変身中だった。
このまま田村の方を向くのも……そう思って窓の方に身体を向けたまま。
そしてつくしは真っ赤な顔したまま俺から飛び退き田村の方に向かって行った。
チッ…………!!
「どどどど、どうしたんですか?田村さん!」
「…………今、宜しかったのですか?」
「どーぞどーぞ!!で?どうしたんですか?」
「いや、それが道明寺様が再びこちらに……」
「は?司がこんな時間に?」
「何か忘れ物?」
振り向けないから首だけ回したけど……くそぅ!かなり変身してるから元に戻らないっ!!
しかも司が戻って来た?
尚更このままだと何言われるか判らないじゃん!!
そして田村が「お通ししても宜しいですか?」なんて言ってつくしは簡単に許可した。
もうっ!何時だと思ってんの?!早く道明寺国に帰れば良かったのに……!
忘れ物ならいくらでも送ってやるって!
このまま窓を向いてるのも可笑しいから仕方なく今度はバルコニーに出た。
「よぉ!悪ぃな、こんな時間に……って類、どうしたんだ?」
「申し訳ございません💦お寛ぎの所を……は?!
花沢様、如何されましたか?そのようなバルコニーに……」
「何でもない。夜風に当たるのが好きなだけ。
で?どうしたの?何があった?」
「忘れ物したの?一緒に探そうか?」
「いや、実はさ、カメレオンを忘れたらしくてよ……」
「はぁ?あのカメレオンを?」
「えっ!カメちゃんがまだこの部屋に?!」
「申し訳ございません!!ちゃんと肩に乗せて帰ったと思ったのですが、城まで戻ったら何処にも姿がありませんで。
リムジンの中もくまなく探したのですが居ないようでして、もしかしたらこのお部屋から出る時、既に落としたのかと……」
「だからよ、探したいって言うから戻って来たんだ」
それなら電話しろよ、電話!!
絶対に電話だったら俺が断るから直接来たんだろうけど……💢
でも、そういう事情なら仕方ない。
再びこの部屋では司、つくし、田村、西田さんが這い蹲ってカメちゃんを探し始めた。
「カメちゃんや~!何処にいるんだ~い?」……普段の西田さんからは想像が出来ない声……。
「おい!どうして類は探さないんだよ!」
「…………夜風が気持ち良くて」
だってまだ変身したものが戻ってないんだって!
こんな所を膨らましてお前の前に出られない……刺激が強すぎるじゃん!
だからギャアギャア喚いてる司を無視してバルコニーの露天風呂の横から真っ暗な庭を見ていた。
早く元通りのサイズになれっ!…………だめだ、戻らない。
「おかしいわねぇ……何処にも居ないわ」
「この部屋の植物にも止まっていませんね」
「西田、そいつはどんな所が好きなんだ?」
「そうですねぇ……岩とかも好きですが」
「岩?じゃあバルコニーの露天風呂とか?」
「おい!類、その辺の岩にカメちゃんが居ねぇか?」
「…………は?」
………ヤバイ……カギリナク…ヤバイ…
ヤバイ……ヤバイヤバイヤバイ……
………えっ?!
視線を俺2号に下ろしたその先に、見覚えのあるフォルム……
微動だにしないクセに視線だけ合った。
バチッ!!
音が聞こえた?気がした……コイツ…💢
「司……此処に居た…」
「あ?お~い西田、居たらしいぞ」
「おぉぉ、カメちゃ~ん💓」
「良かったですね、西田さん♪」
「あ、あ、ありがとうございますっ💦」
西田さんのカメちゃんと視線が合ったお陰で……いや、見られてたと言った方がいいのだろうか?
俺2号は鳴りを潜め平常運転に切り替わったらしい……
ただ…物凄く複雑なのは『…その程度か?』と言われた気がしたからだ…
……………カメ…レオン……に……
西田さんが申し訳なさそうにカメちゃんを回収してる最中も、見られてる気がしてならない。
笑うハズなど無いと判っていても、半笑いに見えるのは、何故だ…クソッ💢
「……ねぇ、西田さん」
「はい、何で御座いますか?」
「カメちゃんって、雄?雌?」
「男の子で御座いますが…どうかされましたか?」
「……いや…」
うぐぐっ……どうでもいい事を聞いてしまったじゃないかっ!!
俺2号っ!何故、簡単に引き下がったっ!
ここは、根性の見せ所じゃん!
どうにもこうにも負けた気がして、心の中で俺2号に悪態をついた。
……………
いや……もう止めよう
「司……カメちゃんも無事みつかった事だしもういいんだよね?
そろそろ帰ってくれる?」
そうそう…邪魔者はさっさと追い出さなきゃ!
「おっ…おぅ。悪かったな」
「花沢様、大変申し訳ございませんでした」
「ん」
「カメちゃん、またね~♪」
つくしってばカメレオンにそんな笑顔をふりまかなくてもいいのに。
いやいや…つくしはいつも通り見送っただけなんだから、これじゃあ八つ当たり?じゃん……
「類?るーい?どうかした?」
「……ん、なんでもない。それよりつくし♪♪」
邪魔された分も仲良くしなくちゃね♪♪
さぁ!もう1度勃ちあがれ!!俺2号!!
こちらのお話は、なんと7月9日にGPS様のブログで公開されていました
その日のうちに続きを書いて投げたんですけど、、あれから何か月経った?
きっと目が点になり、相当悩んでいたんでしょうねぇ
申し訳ないです(≧▽≦)
だってね、つくしちゃんの『あっ❤、、あ❤、、あ❤、、』と言う声に私の触手が反応しまして(笑)
これは類君二号の出番だ!!ってなったんですよ(笑)
しかしつくしちゃんが羨ましい
類君二号の変身を毎日見ているんだから(笑)
それにRに突入することなく、笑いに変えてくれてお見事でした!
ありがとうございます( *´艸`)
また遊んでくださいねぇ
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カメレオンを見た夜、つくしは興奮状態だった
「凄いよねぇ。 あんなに変わるんだよ? あっという間に、パッと変身するんだよ?」
そりゃカメレオンなんだから、、と思う物の、先程からカメレオンの話ばかりするつくしに、類は少々いじけている
確かに凄かった
あれ、ハエが飛んでこなかったら、今もハイビスカスにくっ付いていたのかと思うとゾッとする
それにさぁ、、
なんで司や西田さんや田村の前で、つくしはあんな声を出したんだ?
『あっ❤、、あ❤、、あ❤、、』
あの声は、俺と二人っきりの時に出すものだろ?
それなのに、、あいつらに聞かれるなんてさ、、
はぁ、、
一生の不覚
それにさ、変身って珍しい事でもないだろ?
俺だって毎日変身しているんだからさ!!
「つくし! カメレオンの話はおしまい!」
「ごめんごめん。 でもね、凄いと思うでしょ? 変身するんだよ!!」
「変身ならいつも見てるじゃん。」
「えっ? どこで?」
「この部屋で! あっ、風呂場でも見た事あるし、バルコニーでもあるかな。」
「へっ? この部屋で? どこかにカメレオンがいるの?」
「カメレオンじゃないけど、、つくしの大好きな物!」
「大好き?」
つくしは頭を捻る
変身する大好きな物が全然思い浮かばない
「ほらっ、だんだん変身してきたし。 注意深く見てごらんよ。 何なら近くで見る?」
「うん。 どこどこ?」
つくしはキョロキョロと周りを見渡す
そんなつくしの手を取り、自分の変身部分にそっと当てる
「ほらっ、ここ!」
「//////」
途端真っ赤になるつくし
確かにそれは変身中と言えば変身中だ
しかも、現在進行形で、だんだんと完全体になってきている
「よく見たいんでしょ? どうぞ! あっ、もちろんつくし限定だからさ。」
「いや、、この変身を見たい訳じゃ////」
「それに、つくしなら触ってもOK❤ 心ゆくまで触って見る?」
「/////バカ❤」
「って事で、責任とってよね。 あいつらにあんな声を聞かせてさ。 あれは俺だけが聞く事の出来る声なのにさ。」
「へっ? 声って何?」
と言うつくしの唇を類が塞いだ❤
コンコンコン♪
「類様、夜分遅くに失礼……はっ!!」
「きゃああぁーっ!、田村さんっ!!」
「………………むぅ」
なに💢こんな時間に入って来るなんて!
ムカッとして振り向こうとしたけど……不味い。俺、今変身中だった。
このまま田村の方を向くのも……そう思って窓の方に身体を向けたまま。
そしてつくしは真っ赤な顔したまま俺から飛び退き田村の方に向かって行った。
チッ…………!!
「どどどど、どうしたんですか?田村さん!」
「…………今、宜しかったのですか?」
「どーぞどーぞ!!で?どうしたんですか?」
「いや、それが道明寺様が再びこちらに……」
「は?司がこんな時間に?」
「何か忘れ物?」
振り向けないから首だけ回したけど……くそぅ!かなり変身してるから元に戻らないっ!!
しかも司が戻って来た?
尚更このままだと何言われるか判らないじゃん!!
そして田村が「お通ししても宜しいですか?」なんて言ってつくしは簡単に許可した。
もうっ!何時だと思ってんの?!早く道明寺国に帰れば良かったのに……!
忘れ物ならいくらでも送ってやるって!
このまま窓を向いてるのも可笑しいから仕方なく今度はバルコニーに出た。
「よぉ!悪ぃな、こんな時間に……って類、どうしたんだ?」
「申し訳ございません💦お寛ぎの所を……は?!
花沢様、如何されましたか?そのようなバルコニーに……」
「何でもない。夜風に当たるのが好きなだけ。
で?どうしたの?何があった?」
「忘れ物したの?一緒に探そうか?」
「いや、実はさ、カメレオンを忘れたらしくてよ……」
「はぁ?あのカメレオンを?」
「えっ!カメちゃんがまだこの部屋に?!」
「申し訳ございません!!ちゃんと肩に乗せて帰ったと思ったのですが、城まで戻ったら何処にも姿がありませんで。
リムジンの中もくまなく探したのですが居ないようでして、もしかしたらこのお部屋から出る時、既に落としたのかと……」
「だからよ、探したいって言うから戻って来たんだ」
それなら電話しろよ、電話!!
絶対に電話だったら俺が断るから直接来たんだろうけど……💢
でも、そういう事情なら仕方ない。
再びこの部屋では司、つくし、田村、西田さんが這い蹲ってカメちゃんを探し始めた。
「カメちゃんや~!何処にいるんだ~い?」……普段の西田さんからは想像が出来ない声……。
「おい!どうして類は探さないんだよ!」
「…………夜風が気持ち良くて」
だってまだ変身したものが戻ってないんだって!
こんな所を膨らましてお前の前に出られない……刺激が強すぎるじゃん!
だからギャアギャア喚いてる司を無視してバルコニーの露天風呂の横から真っ暗な庭を見ていた。
早く元通りのサイズになれっ!…………だめだ、戻らない。
「おかしいわねぇ……何処にも居ないわ」
「この部屋の植物にも止まっていませんね」
「西田、そいつはどんな所が好きなんだ?」
「そうですねぇ……岩とかも好きですが」
「岩?じゃあバルコニーの露天風呂とか?」
「おい!類、その辺の岩にカメちゃんが居ねぇか?」
「…………は?」
………ヤバイ……カギリナク…ヤバイ…
ヤバイ……ヤバイヤバイヤバイ……
………えっ?!
視線を俺2号に下ろしたその先に、見覚えのあるフォルム……
微動だにしないクセに視線だけ合った。
バチッ!!
音が聞こえた?気がした……コイツ…💢
「司……此処に居た…」
「あ?お~い西田、居たらしいぞ」
「おぉぉ、カメちゃ~ん💓」
「良かったですね、西田さん♪」
「あ、あ、ありがとうございますっ💦」
西田さんのカメちゃんと視線が合ったお陰で……いや、見られてたと言った方がいいのだろうか?
俺2号は鳴りを潜め平常運転に切り替わったらしい……
ただ…物凄く複雑なのは『…その程度か?』と言われた気がしたからだ…
……………カメ…レオン……に……
西田さんが申し訳なさそうにカメちゃんを回収してる最中も、見られてる気がしてならない。
笑うハズなど無いと判っていても、半笑いに見えるのは、何故だ…クソッ💢
「……ねぇ、西田さん」
「はい、何で御座いますか?」
「カメちゃんって、雄?雌?」
「男の子で御座いますが…どうかされましたか?」
「……いや…」
うぐぐっ……どうでもいい事を聞いてしまったじゃないかっ!!
俺2号っ!何故、簡単に引き下がったっ!
ここは、根性の見せ所じゃん!
どうにもこうにも負けた気がして、心の中で俺2号に悪態をついた。
……………
いや……もう止めよう
「司……カメちゃんも無事みつかった事だしもういいんだよね?
そろそろ帰ってくれる?」
そうそう…邪魔者はさっさと追い出さなきゃ!
「おっ…おぅ。悪かったな」
「花沢様、大変申し訳ございませんでした」
「ん」
「カメちゃん、またね~♪」
つくしってばカメレオンにそんな笑顔をふりまかなくてもいいのに。
いやいや…つくしはいつも通り見送っただけなんだから、これじゃあ八つ当たり?じゃん……
「類?るーい?どうかした?」
「……ん、なんでもない。それよりつくし♪♪」
邪魔された分も仲良くしなくちゃね♪♪
さぁ!もう1度勃ちあがれ!!俺2号!!
こちらのお話は、なんと7月9日にGPS様のブログで公開されていました
その日のうちに続きを書いて投げたんですけど、、あれから何か月経った?
きっと目が点になり、相当悩んでいたんでしょうねぇ
申し訳ないです(≧▽≦)
だってね、つくしちゃんの『あっ❤、、あ❤、、あ❤、、』と言う声に私の触手が反応しまして(笑)
これは類君二号の出番だ!!ってなったんですよ(笑)
しかしつくしちゃんが羨ましい
類君二号の変身を毎日見ているんだから(笑)
それにRに突入することなく、笑いに変えてくれてお見事でした!
ありがとうございます( *´艸`)
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