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僕の姉ちゃん by牧野進

6 ホッと出来る存在

4


キャベツの芯を咀嚼する花沢さん
すごく綺麗な所作に、思わずここが高級レストランであるような錯覚を覚える

同じ料理でも、食べ方次第で高級料理に見えるってすごい
その点、、、姉ちゃんは、、、

進は類からつくしへと視線を移す
そこには、大きな口でパクッと頬張り、まだ口の中に入っているにもかかわらず、更にご飯を放り込んでいる姉の姿

はぁ、、、
と内心ため息が出る

これが普通なんだろうけど、なんで花沢さんを目にしても普通でいられるわけ?
僕だったらおちょぼ口になるというか、少しずつしか食べられないと思う

もちろんご飯とおかずを一緒に口に入れ咀嚼したい気持ちもわかる
でも今回ばかりは我慢するよ?
普通はね、、

「キャベツと言えば、今までスープとか細かく切った物ばかりだったから。 
こんな豪快な?料理は初めてだけど、、美味しいよ?」

それが普通だと思う
もちろんこんな風にキャベツがメインの料理ではないだろうけどさ
口には出さないけど、心の中で謝っておくね
ゴメン、、
ウサギが食べるような料理を出して、、

「これは、、何?」
「あぁ、もやし。 一袋49円という優れモノなの。」
「へぇ、、」

ちなみに今日のもやしは見切り品の一袋25円だった
花沢さんは、25円の野菜があるって知らないだろうなぁ
それにそんな値段の野菜を口にするのも初めてなんだろうな

でも、文句も言わず食べてくれるなんて、、
何て出来た人なんだろう

「糸のような物がくっついてる。」
「それ、もやしの根。 根っこも食べられるから。」

確かに根っこも食べられるけど、、
普通は取るんじゃない?
見た目も大切って家庭が多いし、歯の間に挟まるから

でも、、我が家ではいつもそのまま入ってる
勿体ないからって事で、、

それにしても、、
花沢さんって凄いな
こんな料理を文句も言わず食べるんだからさ

でも一番おいしそうに食べているのはやっぱり卵焼き
姉ちゃんが作った物だからかな?

「花沢さん。 卵焼き好き?」
「ん。 大好き。」

お金持ちの花沢さんに出せる料理ではないけれど、
文句も言わず、美味しそうに口に運んでるんだから凄いよな

道明寺さんだったら、きっと文句ばっかり言いそう
『こんなものが食べられるか』『すぐシェフに言って作らせる』とかってさ

その点、花沢さんは興味津々と言う眼差しで口に運んでくれる
そして嫌な顔をしない

花沢さんって、、
お金持ち特有の我儘がない

それに、、なんか、、
存在がホッと出来る


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4 Comments

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2020-05-22 09:58

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-  

2020-05-22 10:07

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りおりお
Re: ビオ~様

りおりお  

2020-05-22 11:27

類君は、不思議がりながらも食べています
だって、これが牧野家の夕食だから
それを知っているので残すとか食べないという選択はないです

それを見ている進君
つくしちゃんが類君の前でいつも通りに食べている姿に唖然としていますが、これがつくしちゃんの良いところなんですよね

そして類君の存在にほっこりするものを感じています
それは既に、、、類君の事を気に入っているんですよねぇ

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りおりお
Re: シマエナ~様

りおりお  

2020-05-22 11:30

もやしって二種類ありませんか?
細もやしと太もやし
細もやしには根っこが付いているんですけど、太もやしにはついていない
我が家はこの太もやしの方を使っています
だって根っこを取るのが面倒だから(笑)

私も細もやしの根っこをとらないです
だって面倒だから(笑)
見た目なんてどうでも良いんですよねぇ(笑)

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