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また、明日ね<完>

5 議論と結果

8

カフェに場所を移した二人は、サンドイッチセットを頼み、早速話し始めた
少し年上の女性は、左手薬指に指輪がある事から既婚者だと分かる
と同時に、すごく話しやすいタイプだ

初対面にも拘らず、つくしの顔色を窺いながら、臆することなく話しをする
それはどこか、あきらの母親に似ていると感じるほどだ

「それで、、先ほどの続きなんだけど、、彼って、どこか体が悪いのかしら?」
「あっ//// いいえ。 全然元気だと思います」

「でも、お付き合いしているのでしょう? それでまだなんでしょ?」
「えっと、、まだ付き合い始めて数日ですから、、、」

「あらっ? 最近の男の子は、その日のうちに済ませると良く聞くわ。
それなのに、数日も付き合っていながらまだだなんて、、、絶対にどこかおかしいと思うわ」
「そういう物なんですか?」

「えぇ、、もうすぐ22歳でしょ? 当然、頭はその事に占められて、隙があれば押し倒したいと思っているはずよ」

22歳、、って、伝えただろうか?とつくしは思う
だが、社会人になると伝えた為、そこから推測したのだろうと深く気にも留めなかった

「えっと、、押し倒す、、わけではないんですが、、一緒のベッドで寝ているんです」
「まあ、、、、一緒のベッドで寝ていながら、未だに? 考えられないわ。
それこそ、無理やりにでも、、羽交い絞めにしてでも、、襲うのが普通よ!!」

無理やり? 羽交い絞め? 襲う?
言葉は暴力的だが、好きな人が一緒のベッドにいたら、普通はそうなるんだ、、と、つくしは初めて知った

「でも、、たぶん、かなり理性の強い人なんです」
「いいえ、、それは絶対体のどこかがおかしいのよ」

つくしの言葉にも、女性は譲らない
だが、それだと類が可哀想だ
まあ、、この女性が類の事を言っているのではなく、世間一般的な男性と比べての話をしているのだろうが、、

「体は至って普通だと思います。 だって、、その//// 時々、太腿に触れるから////」

寝返りを打つと、不意に当たるときがある
確実に硬く大きく、、熱い物が
それは、あそこ以外にないと、純粋なつくしでもその存在は分かっている
だから、病気ではない!!と言い切れる

「間違っていないのよね? きちんと、その部分って分かってる?」

どれだけ無知だと思われているのだろう?
まあ、まだ経験が無いと知っているから、心配しているんだろうけど、、
でも、身体のあの部分らしきところが、硬くて熱くて大きいと言えば、、それだと分かる

「はい//// 大丈夫です。 ですからきっと、、かなり我慢しているんだと思います」
「じゃあ彼は何で我慢するのかしら? 愛し合っているのよね? 一緒のベッドで寝ているのよね? 何も我慢する事なんてないのよね?」

「そうなんですが、、その、、私が初めてだから、きっとタイミングが掴めないのかな?と」

つくしは真っ赤になりながら告げる
決して類の身体が悪いわけではない
どちらかと言うと、優しすぎる為、こうしてジッと待ってくれていると、女性に必死に告げる

その言葉に、女性も頷きながら納得する

「あなたは、、彼とそうなっても良いと思っているのよね?」
「もちろんです! 確かに痛いと聞くし、怖い気もするんですけど、、でも、嫌じゃないです」

それを聞き、女性はにっこりと笑う

「誰でも初めは怖い物だわ。 それと、、痛いのよ。 こればかりは仕方のない事だわ」

その言葉を聞き、つくしはガバッと顔を上げる
そして、、聞きたかったことを告げる

「あのっ、、教えていただいても良いですか?」
「えぇ、、私で分かる事なら」

「あのっ、、そのっ、、それって大きいじゃないですか?」

それ=自身の昂ぶった物とすぐに判るし、その言葉すら口に出せない奥ゆかしいつくしを、女性は目を細めて見つめる

「そうね、、大きいわよね」
「それが、、入る、、穴? が、、無くて。 いいえ、有るんですけど、穴って言う程じゃなくて。 それでも、、あのっ、、あんなモノが、入るんですか?」

真剣なまなざしで問うつくしに、女性は吹き出すのを必死でこらえる

「えぇ、、大丈夫よ。 伸び縮みするから。 それに痛いのは、初めだけだから安心してね」
「伸び縮みする? じゃあ、、大丈夫なんですね。 てっきり小指ぐらいの穴が開くものだとばかり、、って、指以上の大きさって分かるんですけどね。
それと、、あたし、、胸が小さくて、、寝っころがると、どこが胸か分からなくなって、、そのっ、、」

「くすくすっ、、その辺は、愛情がカバーしてくれるものよ。 それに、彼も小さな胸の子が好きなんじゃないかしら? だから、全てを彼に任せたら良いと思うわ」
「でも、、元カノは、すごく綺麗な人で、、胸も大きくて、、」

つくしは、どうしても類の過去の女性が気になる
少なくとも、静は間違いないのだが、フランスから帰国した時、一時荒れていた
その時、かなり遊んでいた時期がある
つくしが見たのは、キスをしている場面だが、、両手に女性を蔓延らせ、その女性からキスを強請られた時、素直に応じていた
なら、その女性がその後の行為も迫ったならば、そう言う事をしたかもしれない

「あなたは、、彼の過去の女性が気になるのね」
「すみません。 分かっているんです。 過去は過去って。 でも自分の身体に自身が無くて」

「そうね。 過去は過去。 彼は今、あなたの事が大好きなんでしょ?」
「はい。 そう言ってくれます」

「なら、、彼を信じるしかないと思うわ。 でも、彼ってだらしがないわね。 なんで、あなたを不安にさせるのかしら。 
あたしが男なら、さっさとあなたと男女の関係になって、あなたの不安なんて取り除くのに」
「それは、、あたしが初めてで気遣ってくれてて」

「それは言い訳に過ぎないわよ! 好きな女性が過去の女性に囚われて不安に思っている事を知らないのよ! 
ただ自分が良い恰好したくて、理性で我慢しているに過ぎないわ。
ここは男らしく、サッサと関係を持つべきなのよ!! 
それにね、、男女の関係って言うのは、更に愛を深める物よ? 
だって一つになるという事は、自分の全てを曝け出す事でしょ? 
心も体も曝け出して求め合って、、そして愛が育つのよ!!」

つくしは、その女性の力説に心打たれる
初めは、なんてことを言うんだ!と思っていた
でも、、確かにそうだ、、と頷く部分もある

優しさと男らしさは紙一重
優しい彼も好きだが、時には強引に奪って欲しい
そうすれば、、過去の女性に悩むことも無くなるのかもしれない

全てを曝け出す
心も、、そして体も、、

そして一つになれたなら、、
きっとそれは、、類を独り占めしていると感じる瞬間かもしれない

「ありがとうございます! なんか、凄く良いアドバイスを貰った感じがします。」
「でしょ? だから避妊具をプレゼントして、、『プレゼントはあ・た・し』にすれば、すごく喜ぶと思うわ」

ウインク付きで、おちゃめに告げる女性は、かなり陽気な人だと分かる
こんな女性と結婚した旦那様は、毎日楽しいだろうなと感じるし、身体の触れ合いを力説するほど、旦那様と愛し合っていると感じる

「えっと、、それとこれとは別です。 プレゼントは別の物を考えます。 
でも彼がそれらしい事を言ってくれたら、素直に頷きます」
「ふふっ、、えぇ、、頑張ってちょうだいね。 痛いのは初めだけだからね」

「はいっ、、頑張ります!! それで、プレゼントなんですが、どういった物が良いと思いますか?」
「安価な物で使いやすい物と言えば、やはりネクタイになるわね。 それに社会人第一歩のプレゼントには丁度良いと思うわ」

つくしは、意気投合した女性と、ネクタイについて議論を交わす
ネクタイなら、趣味が違っても数回は使うだろうし、消耗品になる為、くたびれてしまえば捨てれば良い、、と言う結果に落ち着く

そうと決まったら、再び紳士服売り場へ向かった

すると、その女性の姿を見つけた店長が、語りかけようと近づいたが、それを女性が手で制する
つくしは、ネクタイに気を取られ、それに気付かない

そんなつくしを、女性は微笑みながら見ていた




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8 Comments

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2018-03-27 09:29

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りおりお
Re: ノエ様

りおりお  

2018-03-27 10:15

あの方、、、さすがです

つくしちゃんをうまく乗せて、寝掘り葉掘り聞き出しましたね
それに対しつくしちゃんも、尊敬を覚える程、心を許しています

この二人、、絶対気が合いそうですよね
嫁姑問題は無いでしょうが、確かに類君がイライラする事になりそうです
あの方に、つくしちゃんをとられる事、間違いなしですからね

それに、あの方のアドバイスによって、素敵なネクタイを選べたんじゃないでしょうか?
プレゼントが無事決まって良かったですね

さて、、つくしちゃんは、あの方の正体に何時気づくんでしょう?
お楽しみに

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2018-03-27 10:31

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Re: casali〜様

りおりお  

2018-03-27 10:37

こんにちは
こちらにコメント有難うございます

おお…そうなんですね
なんか…言い回しがおかしいな?と思ったんですが、思いつきませんでした

汚名返上ですね!
と言っても、あちらは管理人さんのブログになるので修正できません(笑)

今回のカイ君…凄く好きなキャラで、ノリノリで書いたんです
もちろん、他の作家様もです(笑)

明日からも是非是非たのしんて下さいね
スピンオフも必見です!

教えていただきありがとうございました

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2018-03-27 11:15

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2018-03-27 14:11

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りおりお
Re: り~様

りおりお  

2018-03-27 14:54

つくしちゃん、、いろいろとしゃべっていますね
と言うか、あの方の誘導の仕方が上手い!!
つくしちゃんが今、ペラペラと話している相手を知った時、かなり恥ずかしくなるはずですよね

でも、きっと仲良くできますね
あの方も、嬉しそうに聞き出していますし、類君の事をけちょんけちょんに貶していますから(笑)
それぐらい、まだ体の関係になっていない事を心配しているみたいです

さて、、無事プレゼントを購入できたみたいですけど、この後どうなるんでしょうね?
お楽しみに

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りおりお
Re: おち~様

りおりお  

2018-03-27 15:03

こちらは五分咲きと言う感じです
今週末には、見ごろを迎えそうです
入学式までは持たないでしょうから、今のうちに桜の木の下で記念撮影をしておいた方が無難ですね
天気も良いですしね

さて、、
つくしちゃん、、誘導に負けてペラペラと話しています
でも、、その相手って、、彼女なんですよね

きっと、、後でビックリ
そして、赤面するでしょうね

類君に知られないように気を付けないと、、

でも、ここまで話したのなら、これから先、、色々な相談がやりやすいですよね
嫁姑問題も無さそうですし、、私としては、こんな人の方が良いなぁ

リレーの方も、今回のカイ君って愛されキャラですよね?
だからこそ、他の作家様も小話に起用しています
私もその一人です
楽しんで下さいね

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